長らく更新が途絶えてしまいました。SNSへの投稿はボチボチしておりました。大変遅くなりましたが今年最初の展示情報です。しかし既に始まっているという状況です。さらに明日が最終日という大変申し訳ない失態です。今年も参加します桜Exhibition。今回は新作ではありませんが昨年発表した『Xaxarala Haprataquit』をリミックスしたものを出展します。制作当初やろうと思っていたけれども、さすがに3回も同じ手法を使うのはどうなんだと自問した事によりボツになった案をここでやってみた次第です。


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【桜 Exhibition 2015】
東京本会期-全作品展示 3/24日(火)-28(土)13:00-19:00
会場:九段下GalleyCORSO
印刷協力:PICO http://t.co/KdLyKlRRLl
詳細:http://sakuraexhibition.com/
http://2015.sakura-ex.info/profile_498.htm
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桜Ex運営ツイッターより展示模様がアップされています。下記URL先へGO!!
壁面一角:
https://twitter.com/hyacca_info/status/581324178902528000
個人:
https://twitter.com/hyacca_info/status/581308806799339520


 そして先日、お世話になっている冨永ボンド氏の月一開放のアトリエ『ボンドバ』にお邪魔しました。佐賀県多久市にあるそのアトリエにて、ボンド氏の計らいで急遽ライブペイントをさせて頂く事になりまして、こうなってああなってあれしてこれして以下のようになりました。画材は借り物と現地調達によるものでした。小さいほうは性別ありませんがお嫁に行きました。これが今年最初のアクションとなりました。久々に水彩絵の具を使用し、乾燥するとひび割れる事を思い出しました(自身で制作する時はほぼアクリル絵の具を使用してます)。本当にありがとうございました。来月、ライブペイントの予定が1つ入っています。それは次回の更新にて。

Bond Graphics HP:
http://www.bondgraphics.com/


 表に出てこずに何をしているのかと言えば、以下のようなものを作っています。接写ばかりですが、ライブペイントで作っている成果物を本格的に作っています。ちょっとやって乾かして次の日にまたやるといった感じでかなりじっくりやっています。ライブペイントではパフォーマンス性を重視しているため、常に作者が動き続けるので成果物それ自体の完成度は落ちます。しかし成果物そのものと向き合う事で「時と場合の無駄口」が画面に及ばないという利点を活かして完成度を重視したものを作っています。シリーズ名は(仮)ですが『涅槃野晒』または『PANDEMO-HELTH』と冠する予定です。



 そしてグラフィックデザイン部門の現在。新しいサンプルを作っています。制作途中ですがまた新しい方向に舵を切れて楽しくなってまいりました。お仕事内容のほうは公表不可なものなので「お仕事紹介」といった感じでお出しできません。それはまぁ続けていけばいいではないかといった趣きです。


最後にここ最近痺れ倒されている珠玉のエンターテイメントを。




 お久し振りの更新です。告知ごとは残念ながらありません。しかしやる事はやっております。今は非常に楽しいです。試行錯誤ではあるものの、確実に前に進んでいる感じがあります。Facebookにて毎日文章をしたためておりました。これは特に目的があるというよりも、意識的に日々何かアイデアを出して行こうと決めて行ったものです。完全に私事なのですが、ちょうど1ヵ月分貯まったのでこちらに転載しておきます。そして一旦ここで区切ろうと思います。アウトプットを意識するのは当然の事ながら、インプットを重視しながらより慎重で確実なアウトプットを目指すためです。以下のものはよし書こうと思ってから書き出したもので即興です。ストックしていたものではありません。なので波があります。一旦止める理由もここから来ています。他にも理由はあります。が、とにかく虚構世界において虚構の戯言を紡ぐ行為に現実の息吹を持たせるには現実を取り入れたいのです。この肉体に。ご報告すべき事は時期になるまで音沙汰はありませんが乞うご期待。





11日(日)
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死ぬ事と見付けたり

死ぬ事を見付けたり
死ぬ事で見付けたり

生きとし生きる日は
忌むべきも冷め遣らぬ

胸腔鏡検査=今日食う強健さ
怠るは報連相の連鎖
前金払いて出目金購入
丹頂は我が国の誇りぞ

ある晩、老夫婦は魚を食べ損ねた
仕方なく狸の切れ端で腹を満たす晩餐での一幕…。

以下、ご報告に代えさせて頂きます。
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12日(月)
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宵が明け
酔いが醒めて恋が褪めるという

対になる顔をなぞったらば線の終に指を沈めこむ

たゆたうたまとのとしりこし

起毛をなぞったらば逆立つ毛並みに濃くなる色彩

変幻自在
そもそもの形を失った者の取り返したく想う模索の一頁

誹謗中傷に胸打たれ
遂には快楽に似た感覚を嗜んだ

人は翔ぶことを望み
鳥のように飛ぶ事を望まない

端の方で又啼いている
誰も触れてくれない手なのだから
せめて自分だけでも温かく

冷えた手はいつでも誰かが温めてくれる
うらやましがる姿もうらやましがる心も
羞恥心で体が熱くなる

いつでも温める用意は出来ている
いつでも温める用意だけ
あとは寒がりな人が

ブツカッテクルノヲマツダ
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13日(火)
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告げられた癪に障る言葉が花言葉の引用と知るや否や
その花が咲く花壇を更地に変えてしまうほどの怒りを露にした

むしられた花々はあまり傷付いた様には見えなくとも
土の上に立っていないという事実だけでかくも弱弱しく映ってしまうものか

此方が開けば彼方が閉じる
全ての物事に正負が存在する
それを理解しているならばこの世のあらゆる事態を飲み込めるに違いない
起こり得た負が正によって相殺されてしまう事で結果がゼロになってしまう
事態が起こり得たとしてもそれ自体を負であったと飲み込むべきではない

誰かが誰かを庇って片方が息絶えたとしても
生き長らえた他方の命は続くのだから

焦らずともその事によって起こり得た果報は
本人の手から滲み出して万人に行き渡るのだから
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14日(水)
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啓蒙の深度と体毛の濃さは比例する
形勢は逆転され形成は弱体化した

全ての煩悩を暗記している者には欲に纏わる諍いは無縁だと云う

それぞれの煩悩は区別されつつも一纏まりで形を形成し意味を成す
即ち我々が相対する欲の正体は理解不明な透過した有形の魔物を指すからである
一つ一つの存在は理解できても、全ての本質を理解する日等来よう筈もない

浮世を遊び尽くして漸く魔物の汁を吸い尽くして干上がらせる他に
我々が対処する手段は無いと云う

啓蒙の深度と体毛の濃さは比例する
形勢は逆転され形成は弱体化した

浮世を乱世へと変質せしめた我々は卑しくも責任の所在を
擦り付け合い生延びようとする姿は魔物の其れか

愛する者を傷つけぬ為
福音と怒号が混ざり合い
我々一人一人の眼前に最早国境はない
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15日(木)
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今生の別れと思われたあの出来事からどれだけの月日が経過しただろうか
更生施設の中で拘束と陶酔に日々を費やさざるを得なかった者
革新と競争が生み出す理解し難い日常をただやり過ごしながら衰退してゆく者

糸を伝うだけでは起こり得る現実に対応し切れず
漠然と砂漠を歩くだけでは機会を取り零す

避雷針を頼りに歩いて来た私
危機管理能力だけが秀でた私

危機そのものに対応し得る能力は皆無

摘出された臓器の水分が乾燥する
粘度が高まるそれを司教は信者に一口ずつ味わわせる
信者の唾液で鼓動を吹き返そうとする臓器
発酵し膨張し覚醒する

古い慣習は熟知した者かもしくは無知な者にしか変革し得ない

違いを愉しむ人の
ネスカフェゴールドブレンド
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16日(金)
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地底人の存在が明らかになれば多層空間の構図が表面化する

機械仕掛けの時計
時計仕掛けの果実
果実仕掛けの肉体

狼狽したとて明日には又走り出す
潰瘍の下を潜ればまた裏側と表裏一体な表面上へ

経済の心臓は為替である
拡張と収縮を繰り返す
紙幣と硬貨は血液
循環し循環し獣姦し皆準監視役の相互管理システム

鳥は自由だ銃に撃たれて死に物狂い
魚は自由だ罠に掛かりて死に物狂い

私は自由だ富にはまりて死に物狂い
私は自由だ愛におぼれて死に物狂い
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17日(土)
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原因と理由を一緒くたにした結果
我々は問題を今一度冷静に見直す機会を永遠に失った言って差し支えない
原因という事の発端までの過程という理由

しかし対話の中において理由は言い訳という名に変えられてしまう
訳を言うのであるから言う訳=言い訳であるからし
訳とは結果から遡って原因までの経緯を説明するものである

理由を起因として己を辱めながら事の原因を炙り出す
それが理由であり訳でありそれを言うのである
しかしそれを言い訳というレッテルによって自ら膿を出そうとする者の
口を塞ぎ問題に蓋をする行為がまかり通った結果
同じ過ちを繰り返さざるを得ないのだ

一事は万事
歴史は繰り返される
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18日(日)
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肉離れ精神も追っ駆け回して腹黒い
常盤夜間提灯が鳴く屋台が並ぶフラペチーノ

旅は道連れ
通り掛かりに呼び止められたらば発火消火鎮火炭化風化

度々現れる訪問者にケチを付けてばかりの家主の寿命
結膜炎に沁みる薬液の効能が反作用で失明を促す
雲雀と地鶏の金切声に毎朝清々しい目覚めを与えられる
床の染みは絨毯の染みとは異なり容易く拭き取る事が出来る

祝杯に躍る皆の衆を乗せた輸送車の行き先は
海原の表面からは見えない砂の上
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19日(月)
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ヒラマルドセンダラ
幻膜の向こう側で創られる壮大なる細胞分裂

リロロマリキモリドラ
当然ながら盗塁だけで勝ちを手にする者も居るのだ
勝者の通る道は酷く荒らされているものだ

フロンティアヴァイランツ
苦労や苦悩が歩を前に進ませる訳ではない
苦労ばかりかける事の疎ましさに身を滅ぼす弱者
追い剥ぎの首謀者が葬祭の音を鳴らす

カビラジエイネコノテ
等身大の複製が倒れ掛かってくる
開架図書が少しずつ破かれていく

リュウリンバルヒトンガス
当然ながらご褒美は甘く柔らかい食べ物に限られる
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20日(火)
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走る友に投げかける
モミの木に吊るされたかつてのペットの行方

期待通り記載通り彼等は行列の競争を興じる
泥水はさらに濁りを増し
濾過された水はビーカーの中で大切に温存される

近い将来そうなる事を願って
傷一つ受けない努力で世知辛いこの世を彷徨おうと
彼は必死なようです
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21日(水)
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道を定める
歩み始める
その代償を見定める
その代償を受け入れる

その大小や多少に囚われる事無く歩んで行く覚悟
他の者も道は違えどそれぞれの代償への覚悟は同等
強くあろうとする者同士が衝突すれば損傷は免れない
傷付いた者に手を差し延べるべきか
踏み躙り先へ足を運ぶのか

甘やかし甘えられ適温の中で腐食して行くのか
苦い感触から罪悪感が溢れ還りその身を焼くのか

今この冷えた身体からは想像も付かない
誰もが未知に怯え未知に期待し未知に向かうのだ
それがいつしか誰かの道になる
漠然たる道で他者を追う私は追従者
漠然たる未知に責を負う私は開拓者
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22日(木)
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プランクトン・ダイブ・プロモーション
体躯を奮わせる剣客の首と置手紙
辻斬りで濡らした日差しと旋風が流動的に破綻する
コンテナの中身はうずくまった男女数名分
凝固と空洞の双方どちらかしかない世界は
どちらかを選び取らなければならないという
純化不可能故にそれについての説明も不可能だと白を切る

もし互いに溶け合い中間の存在を見出し
そこに誰かを当てはめられるのであれば
過不足無く人は人を消費し続け得るのであろう
ただしそこには監視者の存在は絶対であり
同時に監視者の存在自体がこの希望そのものの破綻の起因ともなるのであろう

逼迫した中だからこそその先を知りたい
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23日(金)
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演じないと決めた道化は気兼ねなく在るがままに躍る
しかし彼のその姿は演者たる道化たる舞踊そのものであった

化粧を落として荒れた肌を晒したとて
もう誰も彼を逃がしはしない
真の悲鳴すら真に迫るものと謳われて
琴線を揺らした者達の誰一人として届かないこの悲劇は
悲劇として人々の心を躍らせる

蜘蛛の巣は埃だけを掠め取り
窓の外の蝶は羽を雨に濡らしてハラハラと落ちてゆく
オルゴールの中に居た顔の錆びたバレリーナ
暇を持て余し辞書を暗記した少女に読み聞かせた初めての物語

この廃屋から芽吹いた命はただ育つためだけにこれ等を飲み込んでゆく
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24日(土)
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セラピストの数が尋常ではない
セラピストの声は尋問ではない

胎盤の剥がれる音に耳を澄まし産声を上げずにいた赤子
対象を堆肥にして栽培された自家製の品物でおもてなし
従来の七夕は単体では機能しないもの同士を稼動させる

排泄が湯気を立てて訴える
生きる為に腸を掻き出して廃棄して喰らう連続

蜥蜴の尻尾切り
不要者を切り捨てる非情さと同時に
その後生産されたものが同じく役に立たない事への暗示

鞠を突く
薪を割る
膜を張る
的を射る
町を出る
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25日(日)
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山椒の砂塵が粘膜を容赦なく焚き付ける
鳥肌物の武士の出で立ちに高揚する感覚は卑劣

大安吉日に巻き起こる波乱に私は歓喜する
期限付きの凱旋を終えたジャイトウガンツァの遠出
散卵した海がめを見送る市民

流暢に流用される竜宮城での人形浄瑠璃とは永久の調べ

ファイナルデスティネーション
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26日(月)
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過呼吸になり釈迦堂に入り咽る虚弱体質に嘆く
雲海にまみれながら生魚の臭いが鼻を衝く
離れない

鳴り止まない甲高い声の操縦桿
療養中の身故に私は何処へも行かないし何処へも行けない
離れたい

宝島の中の宝塚の中の金塊の金海を高らかに泳ぎまわる
だいぶ色付いた果実が順々に熟しきって落下する
離れたくない

直ちに此方に来い
対等と思えるものだけを此方に置いて行け
天秤は改竄の妨げになる為に此処には無い
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27日(火)
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清流の中に濁流が存在し全体の澱みを一心に纏う
言葉の中の一部に濁点が存在し全体のアクセントたる

全体の中に孕みながら共有されない不穏因子が浮遊しているとして
いつ落下するとも知れないそれを支え留める存在がいたとして
それを誰が担うのだろうか

全体から生まれたそれは全てを融和させる
全体から生まれたそれは全てを陥落させる
全体から生まれたそれは全ての引き金に成り得る
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28日(水)
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砂に見えるか泥に見えるか
身銭が容赦なく奪われていく道中における仕来り

足りない運賃に伴う容赦ない追い討ちに甘んじる
何処までも地平線のこの地における料金差は走行距離だという

森に隠した木が最早どれだか分からなくなる
それらしい個体に最早それ以前の面影は不要なのだ

集合体の中で意味を成さない個体は集合体を集合体足らしめず
集合体は集合体という個体であり集合体の中の個体は異物である
廃絶されるかもしくはそれらを裏返し新たな集合体となる他ない
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29日(木)
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傀儡が闊歩するすぐ後ろを歩く目論見の外れた操作
賽が振られ出して起立する者達は既に手遅れなのだ
散々振り撒いた金粉の成分が溶け出したかと思えば
覆われる事になる私自身は裏側の銅を見つめ続ける事となる

水とアナタの違いは成分だけであり
空とアナタの違いは成分だけであり
同じくワタシにとって換えの利かないもの

水・空・実・衣・眠
価値は平等に掛け替えのない
生き切るまでに欲するものはあまりにも多く
しかしそのいずれかをアナタに置き換えた時

ワタシの心の臓は動き続けるだろうか
アナタの心の臓を動き続けさせられるだろうか
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30日(金)
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迷信に揺らぐ世論
丸く染まる大海を放生
軽くまかり通る関係

強引な第九審判
停留所の錆びたベンチ
黒装束が白装束に囲まれて白くなる

健常者の欠落した倫理を埋め合わせる詰め物は無く
空洞は深ければ深いほど裏側へ衝き抜けて貫通させる
中は光が当たらず外側は時間になれば日差しが訪れる

そこを辿る
それの連続
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31日(土)
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介錯された首を抱えて今日も定位置で向かい合う
酩酊と錯乱が幻覚によるものだという幻想
夢想は現実に支障を来たすものではなく
現実の支障を和らげる作用として分泌される桃色の成分
遊郭で混ざり合い生じた病に共に身を投げ打とう

価格破壊が市場を崩壊させてゆくまでの時間を計りながら
小雨から豪雨に拡大する中で土砂が崩れ落ちる様を
遥か下段の集落にて見守る住民達は逃げる術を知りながら
逃げる先を知らない

境界線は今も何処かにある
当然と当たり前の解釈の違い
見えない背後の関係性が頭を離れない
透き通って中に触れることが出来ず
透き通って通り過ぎてしまう

唯一絶対なものなど存在しない
人は移ろいゆくものだから
だからこそ今此処で唯一絶対なものと錯覚しているものに
手を延ばしてしまうのだ
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2月1日(日)
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的になる恵方に御利益など期待するに支障ない
乳製品を回し飲みするツガイに耳を貸す
流暢さの欠けた母国語の女が放つ口淫の乱

体感を受け入れるアナタに回し蹴り
違う食感に身悶えした瞬間平手打ち
改心したなら首をかしげて稲光

やけに響きがいいのでメモ:
データ犯罪
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2日(月)
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笑う訳がない
笑いたくもない
値する訳もない
期待する訳もない
望むべくもない

猿と山羊の半導体
アケビとナスビの連動性
申し分ない脂肪分が搾り出されてスカーフが濡れる
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3日(火)
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衛陶放蕩名工励行

祈祷するキリシタン
離党する党員に投げつけた石の破片
昼の性癖が朝の行動に現れたとして
掘り下げた議題と広げ過ぎた風呂敷

軽井沢に行きたい
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4日(水)
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規定に塗れよ
私は操舵手と共にそこを抜け出す
荒い真似が出来るというのであれば
それはこの海に波風を与えるに過ぎず私の試練足り得ない

凝視しても始まらない物事のツケと魂魄の柱間
敵の振りをして誰かの後を追いかけたとて
毛繕いの相手が関の山だろうとか

古い記憶には当然消えていく宿命が付随しているものではあるが
そうさせない為の手段は往々にして陸上を泳ぎ海原を疾走する事である
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5日(木)
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診断書を照らし合わせて見えた肉体の損傷をご報告致します

絶命した黴は黒く煤のようだと
それが全体に点在しているのだと
水を浴びせればふやけてまた白や緑色に戻るのだと

典型的な外来に
敗退す意図の終わりを解体す
道理を通すとは同時に真実の追求であり
抗争を経て糸を延ばして相まり食む虫の吐息
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6日(金)
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ワルツの変動
老若男女の課題
嗜好の引導
取り戻せない邂逅
瞳孔の軌道

五寸釘の錆
滋養のない干物
辛辣な応援歌
煌々と照らされた獣道
舗装された人生

土も埃も泥も一緒くたに汚れ
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7日(土)
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ムエタイを会得した使者
懐刀の抜けない日々は退屈でしょうがなく
バリアフリーで埋め立てられた階段の中央部分を滑る

弛緩した覚悟には同時に柔軟さが備わる
対角線上にある三角の溝に埋め込まれた扇
追いやられども屁とも思わぬ鈍牛の神経

メルヘンチックにも程がある描写の誘いに二名分の犠牲が透けて見えるオブラートに包まれた色濃い残虐が剥き出しになる冊子
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8日(日)
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放し飼いの猫が鼠を野放しにしている
首輪に付いた鈴の音があらゆる生き物を遠ざける
震えてるだけで寒波をやり過ごせる御身分に相成りました

円の外周と環の中心とを結ぶ放射状の線の行き先

木の家を吹き飛ばす吐息が藁の家を吹き飛ばす
煉瓦造りの煙突を滑り落ちて鍋で煮られる狼と兄貴分二頭分の肉片

あと2分..

あと3分...

あと5分.....

お目覚めかな諸君
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9日(月)
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終止符の後の再開
目まぐるしい采配
真実と現実と本当と放蕩息子

生きるとは稼ぐ事
生きたとは支払う事
生きた証が欲しいならば貯蓄などは莫迦な真似

卑怯者のする事は正義ではないが正解ではあるようだ
己よりも生かすべき人がいるからこそ人は己の真実を捻じ曲げる
悪行たる行為も利害関係者のプラスに繋がるならばそれは許される

救われる者の数が善悪の基準であるならば
奪う事も騙す事も正義なのだ

正義に付随する神話に惑わされ
躊躇い悩める者が結果として犠牲者を生み出し悪とされる
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10日(火)
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縛り付けて燻製
抱き合わせ商法
ドル箱のツールも今では釣り針の添え物

箔の付いた錆に感化される小者
乗り合わせた独裁者の表情から湧き出るささくれ
整理券を手に彼等の行列はやがてただの円を描いていた

報酬が貨幣以外である事の説明が一番長かったのは言うまでもない
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11日(水)
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愁いの月光
触れ出した太陽
盗品を散りばめた流星

倒木は腐乱してゆくのをひたすら待つ
空気も水も流れる中で汚れる事無く新品のまま
振れ幅は大きいほど視界に入り込む
取るに足らない豚の骨格に羽に似た膨らみを確認し
第二次性徴期の少女との類似性を比較する

解毒作用に迎合
堅物市場に合掌
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皆様謹んで初春のお慶びを申し上げます。


 実は9月中頃から自分の完全プライベートなフォトコラージュは完全に停滞しておりまして、昨日から満を持して年末感をガン無視して制作に勤しんでいたわけですが、なかなか思うようにいかなかったりして大晦日は何かと駄目な一日でして、紅白で椎名林檎経由でリアルタイムでAyabambiを拝むチャンスを棒に振ったりその他諸々ありました。


 朝まで生テレビをBGMにふて寝して起きてからは不思議と作業がスムーズに進んでいいところまで行きました。まだまだ作業は続きますがかなりおいしいものになりそうです。タイトルは一昨年から順番待ちをしていた言葉を使います。ようやくこの時が来たかとそういった心境です。完成品はR-12かR-15にならないか心配です。


今日のBGMとともに。


ハローフューチャー、グッバイパスト。
今に始まったこっちゃないこの感覚を再確認できたなら明日からはきっと。



 今年を締め括る催事、出張販売所『Glow Defective Soldier presents 心づくし』が無事終了致しました。ご来場頂いた皆様本当にありがとうございました。下に会場の展示模様を貼っております。まずはそれを。その後にこの催事が何だったのかを書き留めております。長くなりますが是非ご一読願います。


原画群と作品集・グッズゾーン。


紙粘土シリーズ接写。


挨拶文と布プリントしたコラージュグラフィック。

ライブペイントの養生を背景にしたフォトコラージュのザクサ、ケルテスの2点。A1サイズでジークレープリント。



布プリントは上半分だけ固定しており、下からめくると...

ちょくちょくストックしておいたリリックが解放されている。そのほんの一部のみを。






最終日の最後の最後でこのB4サイズ原画が旅立っていきました。

コラージュ作品のオーダーサイズで受注頂いたミステサルタリアのB4サイズです。無事納品しました。


 さて本題です。今回のタイトルでもある「心づくし」これは出張販売所という体での催事という事もあり、来場者たるお客様へのという意味合いと共に、「感情で覆い尽くされた空間」という意味を込めた半インスタレーション的な空間演出も試みたものでありました。そもそもは今年発行した作品集の販売を表立って行うことが趣旨でしたが、申し込みから開催までの期間が長く、少しでも何かサプライズのような演出をしてみたいと思うようになり、あれもやりたいこれもやりたいといったことで出来上がったのが今回の展示です。個展と銘打っての開催にはしたくなかった理由には、作品を販売することが第一目的にあったことと、そこから派生した詰め込み式に行った余剰物でもって個展以上の濃度を出したかったことの大きく2つがあります。


 個展という形式で作品を発表するという仰々しいやり方には面白みを得られなくなってきた事と、いわゆる美術作品の値付けに違和感を感じていた事。今回販売した原画の多くは1枚3000円。これも当初の構想から幾度かの変更を経て弾き出された値段で、個人的には一般家庭に置いてもらいたいという意図がある。何十万、何百万円もする絵画の価値の本質はどこにあるのかと考えたところで、ネームバリューがその多くを占めており、作者の手を離れた作品そのものの価値から算出された価値ではないのではないか。


 フォトコラージュ作品を制作していて思うことは常に手元の写真は自分で撮影したものではあるが、それは自分のオリジナルと胸を張って言えるのかという事。目の前の事象・現象は自然の力で出来上がったもの、誰かが人と手を取り合って生み出した産物。その瞬間その場所に立ってシャッターを押したのがたとえ自分だけであったとしても、そのカメラは自分で作ったものではなくて、遠くの誰かが作り上げたもの。それが流通に乗って今手元にある。それは対価を払って手に入れた。それを手にするためにした仕事。この時点で人々に社会に地球に生かされているただの有機物たる自分にあるオリジナリティとは何か。たとえオリジナリティがあるとして、それに一体どれだけの価値があるだろうか。


 自分のペインティング原画においては最早オリジナリティはないと思っている。既存の手段を使っているに過ぎない。しかし同じようにやっても同じものが出来る事は決してない。行為に伴う精神状態は常に違う。そうしたコンディションの中で多彩な作品は生み出されていく。自分のペインティングは可能性の探求なのではないかと把握している。その中で納得のいく作品はほんの一部。今回の催事で表に出てこれたのはこれまでやってきたものの10分の1程度。その他は2軍として自宅で眠っているか、もう既にこの世にはない。そうした作品が1点3000円で販売される。ギリギリの値段。絵を描いて生きていく事を自分に課していく。しかし絵だけで生きていく事はしない。フォトコラージュもこれからもやっていくし、グラフィックデザイナーという正規の肩書きを捨てるつもりは毛頭ない。続けていくだけの資金と交換で作品をお渡ししたいという意志の表れです。作画の技法だとかの能書きを排した得も知れない内包されたエネルギーを見るものに訴え与えたい。どういった思いで作品を作っているのかはその時々のコンディションに左右される、そして残った作品だけが感情の暴発が起こったということの証明であり、解消された思いなどを作品と共に押し付けるつもりはない。個々の作品の表情に鑑賞者それぞれの琴線に触れてもらえればそれでいい。作品と出逢った瞬間の感情が重要で、その時には作者のパーソナリティは既にどうでもいいのだ。作品の意味合いやストーリーは持ち主のものであり、そこから育まれるもの。それが健全なあり方なのだと信じています。


 あまり堅苦しい感じにはしたくないのですが、どうしても固い印象を与えてしまいがちになってしまいます。自分のアクションペインティングを現代アートの中枢にまで轟かせたいという思いはあまりなく、前述したように一般家庭というアートを高い位置にあるという先入観に縛られている人達にもっと親しみやすく、物事はもっとシンプルなものだという事実を伝えていきたいと思っています。そこから広がる可能性は大きいと思います。あと最近はアート作品というしっかりしたカテゴリーで作品を発信しているものよりも、クラフト作品のような日常的に何かしらの役に立ちながら美しさを提供しているものに興味があり、アート作品をアートとして観に行くよりも、そういったものの込められた美しさにアートと評したり感じたりすることが多くなりました。さらに言えば昔はたれぱんだやアフロ犬が好きだったので、最近はくまモンやらのゆるキャラの妙に心くすぐられるようになりました。


 世界中の誰もがモナリザの美しさを理解している。しかし世界中でより愛されているのはミッキーなのではないか。ピカチュウなのではないか。自分の作品は全然ポップではないが、そういった方向を向いて最近は日々勤しんでいる。アート然の追求よりも役割を全うしているものに付随する美に心躍らされる。手の届かないものだから人は憧れを抱く。しかし手に入れた途端色褪せる中で、何故か色褪せない黄金比のような潜在意識を駆り立てる生活の活力剤となり得るものは生み出されるべきではないのか。現代社会に必要なのは、実在するが手に入らないもはや偶像の如くモニュメントではなく、日々に寄り添い静かに力を与える小さくても個々人にしかない支柱ではないだろうか。


 社会の一員として役割を担わせてもらう事、それは存在意義であり、ニーズであり、それを果たして生かされる。それは必要とされているからであり、継続の許可を与えられる事であり、躍進と飛躍の可能性を得られる。それをつなぐものが金銭であり、金銭はニーズの数値的尺度であり、それで生活可能か否か、継続可能か否かが測れる。金銭によって物と物の物々交換はなくなり、複合的な社会の財・サービスの提供を受ける。1人が一つの役割を果たして社会全体の機能を堪能しながら文化的な社会生活を営む。その理想を形にして継続しているのは我々一人一人なのだという自覚でもって意識ある貢献を持って共有し共存していく。私が示す社会とのあり方、それは人々の暮らしにちょっとした火を灯す。そういった役割を持った作品を提供する事。去年の年末頃から芽生えだした火付け役という役割。その発散と再分配。アクションペインティング原画を手の届く値段で提供する。衝動の代理、思いを託し、可能性への躍進を後押しするほんの小さな灯火。


 長くなりましたが、『Glow Defective Soldier presents 心づくし』の内情を吐露させて頂きました。この半月間にお越し下さいました皆様、気にかけていただいた皆様、本当にありがとうございました。来年以降の出展予定は今のところありません。しかしもちろんのこと、製作が止まる事はないので、また近いうちに皆様の下に顔を出します。そのときはまた是非足をお運び下さい。


 今年はシゲキバアルテ総集編に始まり、ポンキュレの初開催、福岡クリエイティブビジネスセンターのオープン、瞼を透かして見る夜でのしびれハナロス、ART CONQUERS ALL2014、千年夜市での連続ライブペイント、NO!!にて作品掲載、作品集『TERRARIUM CIRCUS Land scape』発刊、J展で初のいわゆるコラージュ作品を制作。きみさんの本当の第一歩『糸島ART音楽堂』、故郷鹿児島でのストリート美術館ライブペイント2ステージ、そして『Glow Defective Soldier presents 心づくし』と駆け抜けてまいりました。全体的にみてライブペイントでの露出が多かった今年。動き出さないと駄目だともがいた2013年がこんな形で結びついていくとは想像もつきませんでした。次はどんな事になっていくのか。全く予想が出来ません。こうしていこうという自分の中での指標はありますが、数年のスパンで見ていきたいのでここではまだ言えませんが、前向きにやっていくしかないのだと思います。
















 一緒に笑った人、対立した人、分かち合えなかった人、傷つけてしまった人、手を取り合えずに終わってしまうのは嫌だなと心から思う人にたくさんで出会った気がします。いつも自分ばかり責めて相手のことはあまり責めていないのだけれど、すれ違う事もあります。思った言葉は適切な言葉は適材適所発せられるものではないけれど、長い目で見て、少しずつでも歩み寄っていけたらいいなと本当に思います。


 また来年。変わり映えのしない日常であろうが、激動の時代の幕開けであろうが踏み出す一歩が日々を彩りより良くなると信じて。今日も明日も明後日も変わらずに、今日より明日が明後日がより良くありますように。



 ブログでのご報告が遅れました。アートエリアasi-paraにて出張販売所『Glow Defective Soldier presents 心づくし』開催中です。まだ全体像はお見せ出来ませんが、入り口部分とペインティング原画群です。最初の1週間が終わって売れ行きもありその場でお持ち帰りいただいております。コラージュ作品の受注生産も承りました。ご指定のサイズを申し出て頂ければ出力いたします。在廊も最終日を残すのみとなりましたが、明日からも通常通りオープンしております。最終日のみ18時までとなっております。お早めのお越しをお願いします。








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Glow Defective Soldier presents 心づくし
期間:12月15日(月)〜29日(月)
時間:12:00〜20:00(最終日〜18:00)
場所:アートエリアasi-para
城台在廊日:29日(月・最終日)
http://www.asi-para.com/
http://www.asi-para.com/artstation/artstation.html
https://www.facebook.com/events/1034609579937792/?notif_t=plan_user_invited
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 最後に昨日の出来事についてFBに投下したいつもと趣の違ういつものあれを貼っておきます。


【雑考を雑記(長め)】
 毎度お馴染みのこれですが、今回は趣が違います。いつもは体感したことについてあれこれ書くのですが、今回は体感出来なかったがしかし、意地でも体感しようとした哀しい男の秘話である。


 12月22日の福岡では何が起こったのか。それはTHE BACK HORNの企画マニアックヘブンが開催されたのである。マニアックヘブンとは、普段のライブではなかなか聴けない曲達を中心に構成されたライブをするという基本があり、その日限定でメンバーが独自に開発したドリンクがあったり遊び心満載なギャラリーがあったりと、ひたすらマニアックな空間を演出したスペシャル感満載なライブである。これまで東名阪や仙台で行われてきたこのライブ、どういう経緯があったかは知らないが、今年福岡でマニアックヘブンが初開催されるという奇跡が起きた。その報を最初に入手したのは7月のこと。当然テンションは爆上がりする。


 しかし事態は一変する。マニアックヘブンというライブはプレミア感満載でチケットが毎年入手困難。問題のライブ会場がドラムBe-1。普段福岡でライブをするとなるとドラムロゴスZEPPを使うTHE BACK HORN。プレミア感の増したライブにおいてまさかのキャパを縮小した会場に決まった。恐らく理由はマニアックヘブンにはギャラリーがあり、ドラムBe-1のある建物の上にはドラムSONがある。ライブ会場とギャラリー会場が一体となった形でやりたい。それがメンバーの意志。数件先にドラムロゴスがあろうとも、集客よりも演出をとったマニアックというコンセプトを忠実に貫いた結果である。


 当然といえば当然。チケットは一瞬でなくなった。色々と手をまわしては見ても、俗にいう転売屋の手には渡っていなかった模様。今時美しい話じゃないか。純粋に必死なファンの手に渡ったのだ。だがまて。オレは?あれ?え…。


 実は一度だけ最初で最後のチャンスはあったのだ。しかし覚悟の足りていなかった私はそれを逃した。時間は誰しもに平等だ。


 そんなこんなで当日を迎え、基本バンドTシャツしか着ないと決めているので物販には並ぶ。手袋とか買っちゃう始末。ちょうどリハ中で自分の好きなあの曲が流れてきて、「あ、俺終わった。今日終わった」と思った。ついでに今日のiPodTHE BACK HORNをシャッフルしており、昨日の続きの冬のミルクが終わった1曲目が惑星メランコリー。これは何のいじめなんだと思ったが素直に聴いた。その後暫くして幸福な亡骸と光の結晶…。


 夜になり、まぁ今日はちょっとだけ「心づくし」の在廊をして、8時過ぎにとぼとぼとドラムBe-1に向かった。恥を忍んで音だけ聴こうというこすい手段に打って出たわけです。今回のマニアックヘブンは人気投票で1位になったアルバムを完全再現+αという構成だったので、むしろ後半がどうなるのかが気になってしょうがなかったわけです。最初のアルバム完全再現は終わっていた。会場外から聴こえてきたのはおよそマニアックヘブンでしか聴けないあの曲。その次はあの曲、あの曲。ほとんどベースとバスドラしか聴こえない。しかし何を演っているのかは分かる。知っているというのはかくも恐ろしいものだと痛感する。しばらく無音。おそらく本編が終了。その後また音が鳴り出す。アンコール。その選曲がずるい。去年の10月に体感したあの凄まじい高揚を再体験する機会がすぐそこにある。ここからではベースソロにしか聴こえない。しかし確実にそれ以上の事が起こっているのは明白。心焦がすとはこの状況のことをいうのだろう。物販のときにもらった来場者に配られるべきマニアックカイロを握っていた。本来もらうべき人間ではないのだけれど、断りきれなかったこともあり、開けずにおこうと思っていたけれど、開けずに入られなかった。前日の朝思いっきり風邪をこじらせてしまい、夜にルルのドリンクを飲んだら見事に吹っ飛んだのだけれども、それがぶり返すのはまずいと思っていたので。


 諸事情により極力曲などは伏せますが、自分が知る限りの曲順はかなり良く、本編最後の曲はそれかと思うほどのあれで、とにかくあの空間に入れなかったことがあまりにも深い。そしておおよそ来年は福岡ではマニアックヘブンは行われないであろうというほぼ絶対的な状況。


 この状況と想いをどうするか。今年の3月にTHE BACK HORN9mm Parabellum Bulletと対バンツアー「決闘披露宴」を行ったが福岡には来なかった。それで最大限自分を「決闘披露宴行きてー」という状態にするためにちょっと追いかけるのが止まっていた9mmの音源を集める・のめり込むという手段に打って出て今ではどっぷりはまって視点が増えて構築されて結果的に自分のためになったのだけれど、さて今回のこれをどう昇華してよいものか。

 今年の最後を締めるアートエリアasi-paraにて出張販売所『Glow Defective Soldier presents 心づくし』開催の恐らく最終案内になります。これは個展ではなく各種グッズや原画などの販売を主として行います。今年発行した作品集『TERRARIUM CIRCUS Land scape』をはじめ、缶バッチ・ストラップ、さらにはストアサイトにはアップしきれていないアクションペインティング原画を多数、ライブペイントなどでお馴染みの紙粘土を使用しての制作物のお手軽版にあたるSM判やF3、F4などの手に取りやすい、お部屋に飾りやすいサイズを今回用に新しく全部で5点制作し販売します。販売可能な商品は全てその場でお持ち帰り頂けます。その都度商品は補充していきます。ペインティング原画は後がけっこう控えています。一気に放出したい所存です。下記に在廊日を記載しております。会期は長いのですが、本人はそう多くはおりませんのでご了承下さい。








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Glow Defective Soldier presents 心づくし
期間:12月15日(月)〜29日(月) ※17日(水)店休日
時間:12:00〜20:00(初日14:00〜 最終日〜18:00)
場所:アートエリアasi-para
城台在廊日:15日(月)23日(火・祝)29日(月・最終日)
http://www.asi-para.com/
http://www.asi-para.com/artstation/artstation.html
https://www.facebook.com/events/1034609579937792/?notif_t=plan_user_invited
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 先日、『Glow Defective Soldier presents 心づくし』の宣伝をJ:COMさんの番組のHometown福岡の「みみの耳より情報局」にてさせて頂きました。テレビの情報番組でパネルを持ってイベント告知をするあの感じです。こう、どう映っているのかが怖いものがありますが。

放送日時:
12月13日〜18日
月水金 7:00〜/14:00〜/18:00〜
火木   7:00〜/14:00〜/21:30〜
土日   10:00〜/21:30〜
http://www.myjcom.jp/tv/channel/fukuoka/hometown-fukuoka.html

 15日(土)16日(日)は鹿児島にて『第二回 ストリート美術館』にて出展とライブペイントでした。お越し下さいました皆様、ありがとうございました。ライブペイントは両日行いました。以下がその成果になります。2日目はまさかのトリを任されることとなり、前日に作ったものを粉々にしてねじ込むなど地産地消を心がけた感じで行いました。あの時起こった事は、あの時その場にいた方々と共有できていればそれでいいので、あれこれ書くのはやめようと思います。当日行った事を定番にしたくはないからです。ネタバレ的な感じにもしたくないという事もあります。観る人に新鮮味を与えたいというのがやはりあります。非常にいい状態で行えたのでステージパフォーマンスという形態でのライブペイントが自分には合ってるなと思いました。元々そちらを望んでいたというのもあります。なので本当に良かったです。ありがとうございました。


2日目A1サイズパネル最終形。

1日目40cm角パネル×2+A3厚紙×3。

2日目接写。

展示風景。

1日目パフォーマンス終了後の手。

展示場所からアミュラン。

親友。ふゅん。


 月曜と火曜は旅に出てました。写真を撮り始めてから今まで九州を出た事がなかったこれまで。逆に言えばこれまでのフォトコラージュ作品は全て九州で撮影されたもので構成されていたという事。作品集まで出したのでこのタイミングで九州を出ようと思い、最初の場所が広島です。理由は高速バスの料金が福岡・鹿児島間よりも安かったから。他にも理由はありましたが、行くべき場所だったと思いました。本当に行って良かったと痛感。


 そして前回ブログで告知したものですが、今年の最後を締めるアートエリアasi-paraにて出張販売所『Glow Defective Soldier presents 心づくし』を開催します。これは個展ではなく各種グッズや原画などの販売を主として行います。今年発行した作品集『TERRARIUM CIRCUS Land scape』をはじめ、缶バッチ・ストラップ、さらにはストアサイトにはアップしきれていないアクションペインティング原画を多数、ライブペイントなどでお馴染みの紙粘土を使用しての制作物のお手軽版にあたるSM判やF3、F4などの手に取りやすい、お部屋に飾りやすいサイズを今回用に新しく作り販売します。ストリート美術館にて3点先行公開しましたが、全部で5点の予定です。







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Glow Defective Soldier presents 心づくし
期間:12月15日(月)〜29日(月) ※17日(水)店休日
時間:12:00〜20:00(初日14:00〜 最終日〜18:00)
場所:アートエリアasi-para
http://www.asi-para.com/
http://www.asi-para.com/artstation/artstation.html
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 地道に準備が進められています。作家である私自身はたまにしかおりませんが、ご来場されるお客様方が正に「心づくし」と感じて頂けるような空間をお時間を作り上げたいと思いますので、是非ともご来場下さいませ。在廊日は追ってご報告させて頂きます。