2019/09 月末活動まとめブログ「砂金」恥な部分を捨て、伸び代だけを信じろ

9月のまとめです。今月は2カ所に出没しました。昔の活動的にはまるで動いていないように見えます。けれども今は成果でジャッジしているので、出展での成果は過去の活動とあまり成果自体は変わりません。

 

ここが問題である事は間違いない。

 

 

Youtubeを毎日配信している。それがいつのまにか1日2本になった。

 

「自分の為」という点においては、とにかく喋る機会が必要だったというのがある。

 

本当に誰とも喋らない日々を送っている。その甲斐あったか、イベント出展ではもはや人として完全に終わってしまいました。

 

同じ出展者の方にこちらから挨拶するタイミングが掴めずにイベント終了まで一言も会話をする事のないまま終わってしまう方がチラホラ。

 

お客さんとはまるで会話が出来ない。人に見られると「没頭しているフリ」が板についているらしく、まさか「うわっめっちゃ見られてる(´;Д;`)」という感じになっているこちらの内面は1ミリも感じないらしい。

 

カメラを向けられている時、実はめちゃくちゃ笑いを堪えている。めちゃくちゃ意識している。

 

蛇口からダムの水が一気に流れるとどうなるのだろうか。

 

グラフィックデザイナー城台 宏典のこれまでと計画の現状と未来について、初めましての方にどう伝えればよいのだろう。

 

イベントが始まる前の、人が集まりだす前の数人の状態ならある程度話が出来る。けれども瞬く間に人が集まってくると誰とも話しができなくなってしまう。

 

キングコングの梶原さんが昔、ひな壇での戦績がすこぶる悪く、その他諸々の敗戦を経て芸人としての進退を考えていた事があったそうだ。

 

ざっくりまとめると彼の才能は、多くの人から抜きん出る「瞬発力」ではなく、一人で何分持たせられるかという「持久力」にあったと。

 

「主役にしてしまえば能力を発揮出来る」そのステージに自分を持って行ったのが「Youtuberカジサック」。その舵切りがどうなったかは見ての通りだ。

 

城台がYoutubeを毎日配信し始めた動機の一つはこれだ。

 

自分が主役になる場所を作る事。伝えるべき事は沢山ある。普段の会話から、常に相手が話す事を全て出させる「聞き」に回ってしまう傾向にある。それは当然、「この後こっちも自分の考えを全部言いたい」からだ。

 

そうは受け取られない、ただ受け身なだけにとられてしまう事が過去100%だった。

 

相手と最低限のコミュニケーションが取れなければ、どれだけ出展回数を増やそうとも、不愉快な思いをする人が増えるだけだ。

 

被害者を生まない形で自分の主張を出していく方法がYoutubeだった。twitterは細切れになりすぎて続かない部分がある。

 

twitter→ブログ→Youtubeと内容が閉鎖的になっていく。twitterはある意味で全てオープンだ。見たままそれが全て。

 

ブログはまとまった内容を投稿できるが本当に主張したい部分が読み取られるか、もしくは面倒になって閉じられてしまう。

 

Youtubeは音声で判断しなければならず、どこまでが前置きで、どこからが重要かが一目ではわからない。だから再生ボタンを押す事に、全て聞く事に、重要な部分がどこかザッピングする事にかなりのカロリーを要する。閉鎖的にならざるを得ない。

 

けれども逆に自分自身をより直接的に知ってもらうのはYoutube→ブログ→twitterになる。Youtubeに深く入ってきてもらうためにはどうすればいいのか。陽キャになるのは近道かもしれないが最適解かどうかはわからない。

 

Youtubeはプラットフォームとして機能させたいけれども、現時点では核シェルターとして機能している。頑丈だけれど入り口が狭い、出口も兼ねている、中がよく見えない。

 

いつしか、いつものように人の需要など気にせずに好き勝手やるようになった。8月から毎日配信を続け、誰も見ていない状況に危機感を覚えて、一本の動画で「5分」という制約をつけたが、それは再生数を伸ばす役には立たなかった。興味のないものは大小は関係なかった。

 

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どう足掻いたって誰も見ないのであれば、いっそのこと自分だけの役に立つものにしてみよう。

 

一人で、詰まらずに喋り続けられる内容でひたすらしゃべる動画にしてみよう。

 

という事で来月からは5分という足枷を外してみます。

 

需要ゼロのたった一人の熱狂がどこかで裏返るまで。利害がまったくないから好きなタイミングでいくらでも方向転換できる。

 

それしかない。

 

 

前置きが本編ぐらい長くなってしまいました。これ前置きです。

 

さて今月出展した2カ所でのイベントですが、最初の第5回躍動する現代作家展は既にブログに記した通りです。下記のリンクに飛んで行って頂ければと思います。

 

glowdefectivesoldier.hatenablog.com

 

 

 

そして28日土曜日、佐賀県多久市にてボンドバ★5周年祭です。

 

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この日は初っ端から盛大に事故りまして、ろくすっぽ公共交通機関を調べずに呑気に構えていたら2時間の遅刻というやらかしをしてしまいました。

 

そんなこんなで辿り着いてからは、猛ダッシュで制作に入りました。当初の予定を全部すっ飛ばして、別の着地点を目指しました。

 

けれどもあれよあれよと出来上がっていくのは、元々自分がやろうとしていたものの理想形。恐らくこれまでのライブペイントで一番の出来ではないかというものが完成した。

 

しかも遅刻によって急ぎ過ぎた事も手伝って、まさかの1時間半ちょっとで完成してしまうというスピード感。

 

[https://twitter.com/gds_kj_ud/status/1177795955317342208:embed#ボンドバ★5周年祭開始1時間でここまで持っていく逆襲の天然温泉城台 宏典⊂*1https://t.co/t8lSBRsN6j]

 

 

奇跡!!

 

 

全体(60cm x 90cm)

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接写①

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接写②

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出演者として時間も守らなければお客さんとのコミュニケーションも皆無という絶望的に使えない負け犬が完全に作る事のみに全振りした結果です。皆が当然やっている、出来ることをやるのではなく、自分の長所のみに特化する。少しずつだけれど、これからいかにして生きるべきかが見えてきた。

 

 

主役になろう。

 

輪の中心になろう。

 

そのためには、輪を作らなくては。

 

 

こちらはボンドバにてイベント終了後に誰にも見つからないようにこそこそ撮影したものです。帰路について速攻でアップしました。

 


20190928 ボンドバ★5周年祭でライブペイントにて参加してきました

 

 

 

 

 

最後にクラウドファンディングについて。

 

開始までもう1ヶ月もありません。

 

やれる事は全部やる。

 

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クラウドファンディングはCAMPFIREとSILKHATで両方同時に立ち上げます。

 

glowdefectivesoldier.hatenablog.com

 

 

さらに、ここ最近はレコードの制作について語ることが多くなっていました。

 

けれどもやはり日本でレコードを所有するにはあまりにもサイズがでかい。それに好きなバンドのアルバムはCDをショップでフラゲするのが城台にとって一番のツールだったわけです。

 

となるとやはりCDもちゃんと作り込みたい。さらにグラフィックデザイナーとしてアルバムを出すという事にいまいち理解が追いついていないようなので、「モノ」として機能するCDアルバムを作る事にしました。ハードカバーブック仕様の作品集型アルバムです。

 


20190926 ハードカバーブック仕様のCDアルバムを作ります!!

 


20190927 グラフィックデザイナーの名刺代わりになるCDを制作します!!

 

ひとりでに勝手にやりたい事が大きくなっていきます。これが面白みになり共感を生んで起死回生に繋がるのか。それは本当に蓋を開けてみなければわからない。

 

やれる事は全部やる。

 

 

 

 

Uber Eatsでの無料配布CDパックの配布枚数はいよいよ1000枚を突破しました。

 

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このまま2000枚配布に向けて継続していきます。

 

 

glowdefectivesoldier.hatenablog.com

 

 

 

 

という事でまとめブログ恒例の「砂金」です。今月は来たるアルバムの中で唯一大幅にアレンジを加えられたBenthend Warrhamについてです。この曲を入れる意味、どんどん大きくなっていきました。

 

 

 

Now there is a key

 


今度は鍵がある

 


来たるアルバムVelvetic vistav Relation-shipにてBenthend WarrhamがBeautiful Targetとなってアルバムのコンセプトに沿って掘り下げていく過程で掘り起こされた言葉だ。

 

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日常の表面から出てくる言葉の全てが真意を持って発せられるものばかりではない。

 


ふとした瞬間に真意を気づかせてくれる橋渡しのような言葉があり、金言と呼ぶべきような真意を突く言葉がひねり出される。

 


コミュニケーションとは難しいもので、例えば赤色の人と青色の人はそのままでは相容れない。

 


その中間にある紫の人がいることで共通の認識や話題があって互いが寄り添う。

 


時には赤紫や青紫といった細かいやり取りを挟んで成立することもあれば、赤紫や青紫によってその関係性がより密になる事もある。

 


人を色に例えて考えるとこのように見えてくる。

 


過去に産み出したBenthend WarrhamがUnbrella Fracture(Diaderill Kronuo)の後に配置される事によって引き継がれた意思によって出た言葉だ。

 


安全でいられる傘を粉々にして前に進む事だけを考える。そして「こじ開ける」という思いしかなかったBenthend Warrhamに「今度は鍵がある」と確信が上乗せされる。

 


最初から全てを計画してやったものではない。何となく繋がりそうな言葉を乗せて並べる事によって、それを繋ぐ言葉が生まれる。この一直線の確信こそ伝えるべき道しるべだったのだと。

 


誰も行かない道を行く。だれもが情報の共有によって知り得た事実。例えば「虹」は光の屈折や目の錯覚によってもたらされる景色であるという公然の事実によって、誰も踏み出すことのなくなった過程にあったはずの「ある取りこぼし」をこうして両手いっぱいにすくい上げる。それは誰のものでもない。誰しもが手にする可能性のあったものだ。けれどそれは今、自分の手の中にある。

 


さぁこれをどうこの世の中で行使していこう。

 


砂金

 

 

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*1:・⊥・