時計の針の11時台の無風状態に突入した城台より皆様へ

久々にまとまった内容のブログ記事を書きましたので是非最後までお読み下さい。

 

 

Youtube毎日配信を決めて、今のところはそれを守れている。それどころか今月に入って時間をずらして2本ずつアップしている。

 

「自分が好きなものを紹介する動画」と「自分の活動内容の話しをする動画」

 


20190902 レオ=レオニ作「アレクサンダとぜんまいねずみ」について語る

 


20190904 キングコング西野亮廣講演会についての感想(2/4)さんまの市場価値から考える人材の稀少価値

 

最初は20分ぐらいの長い動画で、見返してみるとその内容の薄っぺらさに自分でビックリした次第だ。

 

冗長になっている現状を打破するために、1本の動画を5分にしようと思い立つ。

 

タイマーが鳴ったら終了というよりかは目安としてタイマーをオンにしている。

 

全ては「伝えたい」という根本原理からやってくる。

 

 

いつだって誰ともコアな話しが出来ずにここまできた。御年31歳。これは中々に悲惨な現状ではないか。ただ悲惨な結末にはしたくない。だからこうして足掻いている。

 

 

避けに避け続けてようやく崖っぷちに立たされて Youtubeに進出した。これが間違いだったのかどうかはこれからだ。まだ結果発表はしない。

 

さて、この記事は何の話しをするためのものだろうか。本題に入ります。

 

 

いよいよ時計の針の11時台に差し掛かったなと実感してきました。

 

時計の針の11時台とはどういう意味かは下の記事を読んでみて下さい。

 

ameblo.jp

 

 

城台の現在の活動とその状況をお伝えします。

 

グラフィックデザイナーとして活動していたが、一度は挫折して料理人になる道を辿る。その中で「本当に自分がやりたかった事は何か」を突き詰めていくと、「音楽に携わって生きていきたい」であった。

 

ちょっと手応えを感じて進めた楽曲制作の果てに、最高のパッケージをデザインして届けよう、とグラフィックデザイナーとしての血が騒ぎ出す。これは過去に音楽活動を中途半端に終わらせてしまった事の清算だ。さらに最高のパッケージはグラフィックデザイナーとしての自分を広めるための武器になる。わかりやすい表現としてはwin-winの関係、一石二鳥が挙げられる。

 

当初CDは無料で「欲しい人がいれば届けます」という低姿勢でのスタートだった。こんな自分にまだアンテナを張ってくれている人がいるならこっちから届けようと。まだ料理人として働いていて、その職場は「副業禁止」であった事も理由の一つだ。

 

しかし料理人としてはどころか社会人として色々終わっていた城台はその職を辞す事になる。手元に残っていたのは現状とは裏腹に、無駄にコンセプトが前向きに広がりまくった5枚連続リリースEPだけであった。

 

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これを全力で届けよう。

 

そうして出会った人たちにCDを手渡しで配布して回った。その内に欲が出てきて「クラウドファンディングでアルバムを全国流通させたい」という目標を掲げた。さらに2枚組のカラー盤レコードの制作」が上乗せされ、風呂敷は広がっていくばかり。

 

 

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しかし出会う人全員にちゃんと話しをして渡せているかと言えば、全然なのだ。

 

それについての悩みは尽きない。正直に言えばビビってるのだ。毎回毎回CDを出して手渡す度にビビってるのだ。

 

それで何が伝わるのだろう。

 

CDが出てきた時点で「音楽」が先に興味をそそる。当然ながら「グラフィックデザイナーとしての宣伝物」という側面は一発では伝わらない。自分なりに伝え切ったつもりでも、後日アドバイスのように「音楽よりもデザインの方が未来あると思いますよ」と言われてしまう始末。

 

 

うん。

 

だからそう言ったんだけどな...。

 

 

ここでこのプロジェクトのメカニズムをはっきりさせておこう

 

収録楽曲はあくまでも城台の小さ過ぎる器から漏れ出した創作意欲の一端です。

 

そこにあれこれと城台が自分の現状と未来への展望をこじつけて勝手にポジティブ全開に押し上げたものです。

 

グラフィックデザイナーとしてもう一度のし上がりたい城台はそれを足がかりに進んで行こうと画策します。

 

制作物も額縁に入れて展示すると「これはアートだ」とか「これは所詮デザインだからアートではないよね」とかいう変な虫が湧いてくるのであそこはホントワケワカメなので一旦無視する事にしました。

 

こっちは我が子が可愛いから出展=七五三みたいな気持ちで、晴れ舞台にいいおべべ着せたいっていう親心なだけなのに、勝手に何ぬかしてやがる。

 

 

CDを配布する事はグラフィックデザインをフィジカル・プロダクトに落とし込んでしまえば、そんな議論も起こらないだろう。そんな逃げ道の一つでもある。

 

ワカメを無視するつもりが、どうにも癪に障るので意識から抜けずにいると、それがまんまと次のアイデアを生んだわけである。頭上から振ってきたワカメはぼた餅だったのである。

 

何よりも、グラフィックデザイナー駆け出しの頃は何をどうすればいいのか全く分からなかった。だから周囲のやり方を見よう見まねでやっていくしかなかった。

 

作品を見て欲しかったからトレースするのはアート関係のものだろうと思って展示メインの出展とかを探り出した。あの頃はわからなかったけどホント「沼」に足を突っ込んじゃったなぁ。そんな気分である。

 

ここのクソっぷりをほじくってもいいものは出てこないので話しを戻します。

 

 

作曲家である「コンポーザー城台」がいます。

 

彼は「グラフィックデザイナー城台」のクライアントです。お得意さんです。彼は若い頃に楽曲制作にのめり込みましたが、大した成果が出せないまま萎んでいきました。しかし過去の郷愁にかられた彼はどうにかして一花咲かせたいとボヤいていました。

 

一方でグラフィックデザイナー城台は、役割のないデザインに価値なんて無い、と自身の能力の行使に悩んでいました。CDジャケットやイベントポスターなどで使用するアートワークを提供して、それを生業にしていきたい。しかしそういった人たちと知り合うには、まずお客さんとしてイベントに赴かなければならない。

 

そうなると予算です。一般的なライブは安くて前売りチケット1500〜2000円。それに当日ドリンク代500円がのしかかる。そういった場所に自分を売り込みに行く、それは何て迷惑な輩だろう。赤字になってでも最高のライブをしようと意気込んでいる演者の人たちを舐めたその邪な考えが自制をかける。

 

ああしたらだめだ。こうしたらだめだ。うんたらかんたら。

 

 

そうしている内にはたと気付くわけです。

 

 

ここにおるやん‼️

 

 

グラフィックデザイナー城台はコンポーザー城台を見つけます。ここにデザインを欲しがってる奴がおるやん。

 

 

牛の体内には4つの胃袋があるんだそうな。そんな感じで、城台の頭蓋には4つの脳みそがあるんだそうな。

 

楽曲制作、グラフィックデザイン、ライブペイント(抽象表現)、コンセプトプランナー。

 

日常生活が破綻しているのも無理はない。それぞれの脳の余白に一般常識が詰め込まれているのだから、容量が俄然足りないのである。

 

それは置いておいて、思考回路を分けたことによって、人格をそれぞれ持っているような錯覚を起こしたのである。全部自分一人でやっているという当たり前の考えをいつのまにか歪曲させていた、そんな瞬間があったんです。

 

この考えをどうか理解して頂きたい。グラフィックデザイナー城台の「最大のクライアント」はコンポーザー城台である。

 

コン城さんの無理難題な夢を、グラフィックデザイナー城台が必死こいて実現しようとあれこれやっているのが現在の状況です。

 

 

Youtubeの機能はすごくて、それぞれの動画が平均何分視聴されたかが見れるんですよ。毎日配信でダラダラ喋っていたものを5分に縮めたのはこれが要因です(毎日配信を始めてからの動画の平均視聴時間が1分台だった)。

 

 

そこで一番ビックリしたのは、連続リリースEP最終作の「Bugfarewelltic Sun-Rises」ですよ。

 


Bugfarewelltic Sun-Rises【CD無料配布実施中】&【FREE DOWNLOAD】

 

 

 

平均視聴時間

 

 

 

 

16秒...

 

 

 

おいふざけんなよ。

 

どういう事だよ。

 

5枚連続リリースEP渾身の最終作の「全編視聴動画」が全く聴いてもらえてねぇじゃねぇか。

 

そりゃそうだよ。

 

ど頭になんでOkie持ってくんのよ。

 

 

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ジャケ写詐欺もいいとこだよ。

 

えっ!?

 

 

夜明けをテーマに制作しているから「夜明け前ギリギリの寒くて痛い、それでも走り続ける様を描くのは必然ッ?」「来たるアルバムの最初と真ん中と最後を収録したかったんだ?」

 

 

そ、それだったらしょうがねぇな...。

 

クライアントの意向には従います。

 

そこは最大限尊重した上でやっていきます。

 

 

ていうかそれのせいで夜明けを迎えたIsyirに誰も辿り着けてないぞ。

 

 

EP単体だけの問題じゃないんだよ。この現状はつまり「誰もこのプロジェクトに期待していない」という事の表れ以外の何物でもないぞ。

 

どうすんだこの現状。

 

グラフィックデザイナー城台がのた打ち回って可能になるものにはな、限度の方が多いんだぞ。

 

 

 

ようやくこの記事の本題です。時計の針の11時台にさしかかりました。

 

ameblo.jp

 

アートがどうとか、正直もうどうでもよくて、その人が選んだ領域で120%を出せているかが重要で、いかに精神の最先端を突き抜けているかに興味があります。

 

そんな自分がやっているのがこれです。

 

成果物が最高なのは当然の前提条件過ぎて、そこの議論などする意味すらありません。やるべきは、いかにして届けるか。今までの定例的な定石は無意味と化しています。というかほとんどの場合、効果は発揮されてこなかったはずです。

 

だから何も言わずにそこを飛び出して自分なりの方法で発信方法を模索しています。

 

 

誰にも言っていないので、誰にもこの変化に気づいてもらえていません。なので誰かに痛烈に批判されるような事はお陰様で1ミリもその気配を覗かせません。

 

 

完全なる無風状態です。

 

 

ただ耐え忍んでおけば春が訪れるなんて生易しい世界ではなく、セミの7日間は与えられず、セミの7年間で死んでいくだけです。地中の中でただひっそりと窒息死するだけです。

 

クラウドファンディングの開始は10月26日です。

 

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本当に時計の針は重なるのでしょうか。

 

本当に夜明けはやってくるのでしょうか。

 

今はただ一つの可能性を信じてUber Eatsの配達に乗じて無料配布CDをポストに投函させて頂く毎日です。

 

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現在700枚以上を配布しています。

 

 

クラウドファンディングが開始されるまでに最低でも1000枚の配布を終えるつもりです。

 

そしてクラウドファンディング終了までに2000枚の配布を完了する予定です。

 

それがどうしたと思うかも知れません。

 

でももうこれしか残されていません。

 

絶対的な物量をこなすしかない。

 

でも誰にもできない事。

 

それが唯一の希望です。

 

 

 

このブログが知らない誰かに少しでも届いて欲しいと思う。

 

 

今は自分のプロジェクトで頭がいっぱいです。色んな人の挑戦や夢に、それに触れたいと思いながら意識が行き届きません。

 

 

おこがましくもズルイ考えですが、このプロジェクトに興味を持ってくれた人は、何かしらのアプローチをくれると嬉しいです。あなたにアクセスする手段をください。何かに向かっている真っ最中なら、手を組みましょう。

 

 

今は無風でも、バタフライエフェクトは起こると信じてる。

 

 

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LAUGHTER IN THE DARK

 

街中でこの言葉を何度も通り過ぎる内に思いました。「暗闇の中で笑う狂人」なのか「暗闇の中でも笑って前を向いて誰かを導ける人間」なのか。本来の意味がなんなのかは今はどうでもいい。

 

後者に必要なのは、前者のメンタルだ。それは素質か経験かは関係ない。誰もが嫌がる泥沼に手を突っ込めるその姿勢は絶対に誰かの助けになる。

 

 

無風を越えた先で逢いましょう。

 

 

最後に城台セレクション応援歌を貼っておきます。

 


SUPER BEAVER「予感」MV

 


LiSA 『紅蓮華』 -MUSiC CLiP YouTube EDIT ver.-

 


THE BACK HORN – Running Away【Music Video YouTube Ver.】

 


9mm Parabellum Bullet - Beautiful Dreamer

 


THE ORAL CIGARETTES「ONE'S AGAIN」 at 大阪城ホール (2018/2/15)

 

 

 

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