第5回躍動する現代作家展@福岡アジア美術館 終了しました

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福岡アジア美術館にて開催しておりました第5回躍動する現代作家展が終了しました。お越し下さいました皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

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Garapagositic Lupin-keyのアルミフレーム印刷60cm × 60cmを出展しました。

 

今回はあらゆる点で実験を試みました。

 

 

まず、①DMをめちゃくちゃ配布してみよう。でした。

 

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現在Uber Eatsの配達に乗じて配布して回っている無料配布CDサンプルパックにDMを仕込みました。

 

当初の予定では200枚配布を目指していましたが、それは意外とすんなり達成したので250枚、300枚と目指して配布していきました。最終的には何枚配布したか正確に判断出来なくなりました。

 

けれど280枚までは確実に配布しています。

 

期間は8月下旬から9月15日まで。あまり早く配りすぎるとすぐに記憶から消えてしまうので、記憶から薄れていかない辺りを狙って集中的にやってみました。

 

そして配布するCDもGarapagositic Lupin-keyのみにして配布しました。

 

同じようなテイストで制作されたものであれば、相手は分かってくれるだろうと言うのは制作者側の勝手な都合です。

 

何処の馬の骨ともわからない奴が勝手にポストに残していった「謎の広告物」。それでも気になってわざわざ足を運んでくれた人がいたとして、誰にもまだ見せたことがない新作をお披露目しても、よくわからない。

 

もしくは「あのポストに入れていった人の作品はどれだったんだろう...。」

 

考え得る最悪の結果になります。

 

なのでGarapagositic Lupin-keyだけをひたすら配布し続け、Garapagositic Lupin-keyを展示しました。

 

今回のような企画展において、一人1~2点の出展の場合、「新作」を出すよりも、「代表作」を出したほうがよくて、規模が大きいと言うことは高さではなく広さなので、より多くの人の目に触れると仮定した場合、代表作で自分の名刺代わりになるものを出したほうがいいという事。

 

もちろん絶対ではないです。

 

あくまでも城台が思う一つの視点です。

 

何よりも今回、不特定多数の方のお宅のポストに企画展のDMを入れており、当然その意図は「是非お越し下さい」だ。となるとこちらがやらなければならないのは、相手のエスコートだ。

 

招待した側の何かしらの道しるべは用意しなければならない。それがGarapagositic Lupin-keyです。封入されていた CDのアートワークをバンっと出す事によって、それが「待ち合わせ場所」として機能する。

 

色々な思惑で出展される作家さんたちの中で、今回の城台に限っては新作で挑むという事をしなかった理由と、そもそも出来なかった要因です。

 

 

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普段はDMを配るというのがすこぶる苦手でした。

 

無料配布CDも同じです。相手の事を押しのけて自分の宣伝物を押し付けるのは、やっぱりうっとおしいだろう。

 

逆に自分がこれされたら、ちょっと内心嫌がります。

 

ギャラリーとかに行くと、恐ろしいほど感想が出てこない。1ミリもだ。外に出たらリラックスしてきてアレもコレも思い浮かぶのだが、ギャラリー空間はすこぶる嫌いだ。

 

そんな奴が自分の宣伝だけにやってきてまともなコミュニケーションが成立するはずもない。

 

しかしやるべき事はやらなければならない。これは義務だ。そしてゴリ押しされる側の不愉快を痛感しているからこそ、相手の気持ちを逆撫でしない形でこちらの思いをそっと寄せていこうと考えました。

 

これまではDMなんてまともに配らなかったけれども、ある種「やり逃げ」なら誰よりも数が打てる自信があった。

 

そして今、Uber Eatsという最高にして最悪にして最狂のツールを手にしてグランドライン後半の海「新世界」の荒波を呉越同舟していける術を手にした。

 

これにどれだけの効果があったかはわからない。けれども相乗効果はあったと思う。

 

 

②アルミフレーム印刷

 

 

これはSociety6という海外のサイトでオーダーして作ったもので、個人的にはもっと大きいサイズが良かったけれども、サイト内の最大サイズが24インチだったのでこれは仕方がない。

 

佇まいは文句なしなのだが、1個だけ難点を挙げると、ちょっと全体的に黄色が出過ぎている。海外でオーダーすると大体黄色くなる。

 

この形でEP群のアートワークを揃えたいなぁ、と思っていたけれど、今のところ踏みとどまっている。

 

 

③展示会場に城台は基本いない

 

 

先述の通り、過去の活動の中では言えなかった事だが、今はちゃんと言いたい。

 

展示会場の在廊は地獄だ。

 

何か嫌な事があるわけではなく、むしろ何かが起こる事が少ないからあの空間はヤバイのだ。寒暖差は特にない精神と時の部屋みたいなもの。

 

個展はしたくないがグループ展はやりたいと言っているのにも繋がる。

 

作家と直接対話をして作品により深く入ってもらうという使命はあるかもしれない。

 

けれど、そもそもUber Eatsで文字通り「自転車操業」で生活している城台にとって、在廊は無理なのだ。

 

このブログを書いている今現時点で財布の中身は582円、口座の残高は895円だ。明日にはUber Eatsの報酬が入るとは思うけれど(Uber Eatsは1週間単位で振り込まれる)。

 

「あり金は全部使え」と言われる前から使わなければならない状況にいる。

 

 

あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる

あり金は全部使え 貯めるバカほど貧しくなる

 

 

 

ホリエモンから学んだ事がもう一つ。

 

 

自分の分身に働かせろ。

 

 

城台本人はUber Eatsで日夜福岡市内をチャリでアブアブ言ったり鬼になったり暴走列車になったり羽生やしたりハイケイデンスをキメています。

 

 

 

 

それだけやっていれば全ては安泰なのかと言えば、そんな訳もなく、やはり何かが自動で稼働している状態を作っておかなければならないんです。

 

そんなこんながありながら、以前の活動において個人的に無理をしていながら成果が出ていなかったものに改善を加えてみる実験をやっていました。

 

全ては10月26日より始まるクラウドファンディングに向けてのもの。

 

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クラウドファンディングについて、自分を追い込む一手をまた考え付いたので、そちらもまた別記事にて近日お知らせします。

 

 

 

そして今月はもう一つあります。これも兼ねてからお伝えしている通り、ボンドバ5周年祭にライブペイントにて参加します。

 

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www.bondgraphics.com

www.facebook.com

 

 

現在のライブペイント作品の作風はこんな感じになっています。

 

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これについてもまた後々別記事で書きます。もしくは動画にします。

 

 

今日はこの辺で。