基盤を固める。基盤を広げる。どちらも重要である事には変わりない。そのままの状態を完璧なものに近づけるのか、やれる事を増やしていくのか。どちらを優先するのも自由だが、結局のところ基盤を広げるには基盤は固まっていないと出来ないし、基盤を固めるには他方向での知識も必要となってくる。両方やってどちらも手にするか、パンクして両方失うか。


 精神論なんてもので相手を動かそうとしても、思うようには動かない。しかし自分に対しては意外と有効なものだというのが最近思い知らされた。自分のやっている事が人の何倍も手間のかかるものであるのは承知していても、人と対等に渡り合うにはそれ相応の量を作らないといけない。努力はしろというが、結果が全てだという。言い訳をするなともいう。訳は言わなきゃどうしようもないのだけれども、「幸せなら態度で示そうよ」という詩が逆説的に物語っているように、物事には常に真摯に向かう度量が必要なのだと思う。精神論とは追い込むもの。自分に使えば、反発して内から外に出て行く。そういった成功例をそのまま相手に押し付けても、バックグラウンドの見えない状態では反感を買うだけ。重要なのは、相手に自分を落とし込むよう誘導する事。誘導されたとて、自発的なものと思わせる事が出来ればいいのではないか。生き甲斐や行動原理に己の意志が貫徹されていれば、物事はプラスに向かうはず。押し付ける相手を間違えてはならない。


 話し変わって、7月から作っていた大作的なものが完成した。と思う。2つ同時進行していたうちの1つ。もう片方はもう少し掛かりそう。


 さらに話し変わって、Fair to MidlandのLPはいつ出るんだろう。出ないのか?CD買いたくない。2枚組みなんて贅沢は言わないから。

Arrows & Anchors

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