一度のミスが重大な計画崩壊をもたらす。それが今の状況で、どうあってもそれを埋めることも返ってくることもない。計画にあるものは何よりも優先的に行うべきだと痛感させられた。小雨の粒が顔に当たるたびにどうにもならない感情が沸き上がる。日に2度、入り口前で進入拒否を受けた。自分がそこにいる理由と、進入拒否の理由が同じだから、相手を責める事は出来ない。責められるべきは自分。きっと何か意味があるんだと自分に言い聞かせてみる。


 宗教と言うものは凄いのかもしれない。信仰の対象がはっきりしている。特定の宗派を持たない自分は、いつもこうして幸福や不幸と言った極端な状況でのみ神の存在を錯覚している。神による日常を感謝せず、当然の日常から外れて、振るい落とした裁断に憤り、勝ち取った幸運は、汲み取れなかった必然を幸運に置き換えて自分の手柄に置き換える。軸のない思考。些細なトラブルでこの様。


 イヤホンの耳にかける部分が折れた。明るさの関係上、玄関前で写真を撮った。呪われた様に夥しい量の虫の死骸が転がっている。


 7月も後半。時間の流れが速すぎる。大方予想はしていたけど、新作のアップは出来ません。かなり時間の掛かるものに手を出してしまい、切り抜いては捨て、切り抜いては捨ての繰り返しです。デスクトップのこやつらです。まだ見せられないので、ぼかしてます。じゃあ見せるなという話。