STAR WARS暦浅いですが

 STAR WARSにはまったのは4月にNHKでクローンウォーズの映画を観てから。それから6部作観てクローンウォーズシリーズを追いかけている。これまであまり手を触れてこなかった、触れ辛かったものだ。でも今ではどっぷり。しかしファン暦はまだ1年未満。そんなレベルの自分ですら「これは頂けない」という問題がある。ドコモのCMだ。ダースベイダーが携帯電話になっている。いや、ここは敢えてアナキン・スカイウォーカーが、と訂正しておこう。


 STAR WARSを観たことない人でもダースベイダーは知っている。そんな人にはどうってことないことかもしれない。しかしSTAR WARSを愛してしまったものにとって、これは受け入れ辛いものがある。やはり自分はクローンウォーズが入り口だっただけに、ダースベイダーよりも先にアナキンに出会ってしまっているわけで、ダースベイダーの印象は悪のカリスマではなく、アナキンのなれの果てというイメージが強い。本編もダースベイダーよりもアナキンにスポットを当てている期間が長く、自分のような途中参加の形でSTAR WARSの世界に入った人間にとってダースベイダーは、確立された1つのキャラクターではなく、アナキンという存在がくっついてしまっている。往年のファンにとってアナキンは後からついてきたものかもしれない。別物だと思っていたり、余計なものだと感じているかもしれない。そりゃあ自分も最初、EP3のラストで一気におっさんになったなぁと少しは思ったけれども。


 話しを戻す。つまり自分にとってダースベイダーはアナキンであるわけでして。作品世界的にはダースベイダーやトルーパー、R2とかライトセーバーとかが代表的なアイコンだったりするかもしれないけど、自分にとってはSTAR WARS=アナキンの物語といってもいいぐらいのもので、今回ドコモが何を思ってダースベイダーを引っ張ってきて携帯電話にしてしまおうと考えたかは知らないが、CMを観て「アナキン・・・」となってしまった。今クローンウォーズが実際に放送されていて、現在進行形でダースベイダーの中のアナキンが異常に濃いドラマを展開している横で、なんとも滑稽なことになっていて悲しくなったものだ。


スターウォーズ ヴィンテージ ベーシック フィギュア ダース・ベイダー

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