無料配布CDのパッキング有無について+α

 さてさて一週間以上空きました。少しずつ表に出て行き続けていく道筋を作っているところです。ツイッターとインスタグラムにちょいちょいアップしていて、フェイスブックにもそれをコピペして、といった感じでした。



 ジャケットが3種類届きました。現時点で180枚程度の在庫があります。配布祭りが出来ます。量産に関してはCD録音とレーベル印刷、ジャケット差込みだけです。一人でもだいぶやれる作業です。全然戦える。これを武器に勝負していきます。


 ここでこれまでやってきたことの変更点があります。これまではCD一枚一枚をビニールでパッキングしていたのですが、直接手渡しの配布に関してはこれを廃止します。stores.jpで注文して頂いた分はパッキングします。配送なので実際に手にとってもらうまでにタイムラグがあるので、商品保護などありますし、「封筒開けてパックされてる方が嬉しいだろうな」、という理由です。

 これとは逆に、直接手渡しの方達のほとんどに共通しているのですが、「受け取ったらすぐに開けようとする」という現象がみられました。グラフィックデザイナー城台の観点からすると、これはとても嬉しい事であり、同時に「成功」なのであります。DJとして音楽を流し提供しているわけでもなく、ライブで演奏をしているわけではない男からCDを手渡された人達からすると、「どんな曲が入っているのかが完全に未知」な状態なんです。そんな恐る恐るな物体を渡すわけですから、普通ならミュージシャンとして「楽曲」に最大限の重きを置いて当然なのですが、そうはいかないのが永遠の素人城台さんです。そんな感情は2010年時点でバッキリ折れています。それを包むパッケージを吟味して欲しい欲求が上塗りされています。


 逆説的に楽しんでもらう要素が増えたんです。ジャケットのクオリティを追求し、独善的だが「そこまではやらねぇよ」な面倒な工程やコンセプトを内包させた楽曲。その発信方法やその後の展開。それら全てをデザインして提供するというのが城台の活動です。真新しい何かが創造されているわけではない。既存の価値を繋ぎ合わせて最適解を構築して提示する。まだ出来ないけれど、その方程式や内訳も公開する。全員ではないけれどより多くの創作人が生き残れるコミュニティを作り上げる。


 話しがそれましたね。上の内容はほぼほぼ結論です。もっと過程を話さないと意味が分かりませんね。話しを戻すと、CDを受け取ってくれた人は中を開けてどうなっているのか確認したがるんです。そこで、いわゆる無料配布CDのようにジャケットを簡素化したりといった手抜きをしていない本気モードを瞬間的に体感してもらえるんです。そこでコミュニケーションが生まれる。中の音源の話しなんて言葉ではどうしようもないんですよね。今すぐ聴けないですもんね。ブログで長々とコンセプトを書くのは今すぐに聴けるようにYoutubeを、ダウンロード出来るようにBandcampが場所を提供できているから。そういう状況ではない直に会ってCDを渡す場において、パッケージデザインでの会話が出来るのは大きい。百聞は一見にしかず。まさにその通りで、話題として膨らましようのない謎の楽曲に対しての話題は棚に上げられる。それこそCDを白い紙のケースに入れただけのものだったら、会話の内容というか、受け取った人の疑問は否が応でも中の楽曲のことに持っていかれる。デザインは会話の糸口になる。現物がそこにある。これが全てだ。だからすぐに開けられる状態であるために、CDのパッキングはいらないと結論付けました。ない方が双方が幸せになれるんです。配送版はパッキングしてた方が受け取る人が幸せになると思ってます。


 これはいきなり大量生産ではなく、ちょこちょこ10枚ぐらいずつこそこそ作っていたから出来た方向転換だなと思います。一気にやってたら既に綺麗にパックしたCDが大量にあって舵を切れなかっただろう。トライ&エラー、PLAN-DO-SEEの繰り返しです。このドキュメンタリー、共有していきましょう。どんどん提供していきます。成功は真似してください。失敗は避けてもいいし、改善点を見つけて別の形で成功に導くのもありです。






 AIDMAtic live Rain-bowが来月リリースされます。ですがどんどん次回作「Garapagositic Lupin-key」のデザインが進められて公開しています。上に書いた通り、この活動を一つのドキュメンタリーと捉えて欲しいので。





 オフィシャルサイトにCD無料配布とフリーダウンロードのバナーを作って貼りました。やっとサイトが現在仕様になりました。一気に映えました。stores.jpの無料配布ページのトップ画像も変えました。


http://www.glowdefectivesoldier.com



 これからやっていくことですが、ちょっと前から書いていた城台が喋っている動画を進めています。なんとか今月中にアップしたいです。あと新しい名刺を入稿しました。実は新しいのを作ったのですが、「これじゃない」と思い立ってしまって、誰の目に留まることなくおニューの名刺500枚をボツにしてしまいました。でも凄くいいデザインにしました。納期が10日後なのでもう暫くかかりますが楽しみです。


 あと今日申し込んだのですが、来年2月3日のコミックシティ福岡に出展します。もうここには出ないと考えていましたが、CD無料配布の実験で、どういったアプローチで行ってみるのか、どんな反応があるのかなどのデータ収集を目的でやってみたいと思います。


ではでは


ε(*´・∀・`)з゙βуёβуё”ε(´・∀・`*)з





2018年12月10日リリース!!!
(。・ω・。)人(・ω・。)(・ω・。)(・ω・。)
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AIDMAtic live Rain-bow

01. Grewanse Yie Guuna 06:38
https://soundcloud.com/glow-defective-soldier/grewanse-yie-guuna

02. Titiscoberk Ninivanyz 03:42
https://soundcloud.com/glow-defective-soldier/titiscoberk-ninivanyz

03. Aplozllo Hazaragath 05:20

04. Xeniasmende Cotorvas 04:48

total time 20:30

Glow Defective Soldier Records 016


Youtube視聴動画


CD無料配布ページ
「AIDMAtic live Rain-bow 」と同時にご注文のお客様には、一括して12月上旬に発送いたします。11月末までにご注文のお客様にはリリース前にお届けする予定です。

https://glowdefectivesoldier.stores.jp/