予定よりも告知が遅くなってしまいました。来年2月に自身3度目の個展を開催致します。場所はIAF SHOP*という場所にて行います。今回の展示内容は、今年の6月に鹿児島のナマ・イキVOICEアートマーケットで展示した内容とほぼ同内容になります。ほぼ同内容とは言っても、展示方法が異なるので、また違った風に見えるようになる予定です。テーマコンセプトを前面に押し出すものになっており、シリーズ制作の終止符を打つ事を目的としています。


==============================
Kosuke Jodai Solo Exhibition “Utopian Dystopia”
@ IAF SHOP*(福岡市中央区薬院3-7-19-2F)
2013年2月7日[木]-2月24日[日]
木・金18:00-23:00 土・日13:00-21:00 入場無料
月・火・水曜日休廊

http://members.jcom.home.ne.jp/iaf_shop/

2月9日[土] 19:00よりオープニングパーティ。
参加費:700円(1ドリンク・軽食付き)


“Utopian Dystopia”
城台 宏典のフォトコラージュによる風刺画プロジェクト。
栽培され、役割に徹し、己の顔を失った我々の肖像“Ugly Face”。自然摂理の体現、惑星意思の表出・具象化を表す“Physical Bubble”。
2つのテーマを掲げ、両テーマが織り成す“Two theme Contact”・“Two theme Conflict”という場面を構成し、『機械化する人間・擬人化する機械』と『惑星意思』両者の協調・対立の姿勢を切り取った作品群を提示し、「人間は現在、如何なる姿としてこの世に君臨しているのか」を浮き彫りにする。その総称が“Utopian Dystopia”(理想郷的暗黒郷)。

==============================



 上記が開催概要になります。“Utopian Dystopia”という言葉は、誰に言うでもなく自分の中で“Ugly Face”“Physical Bubble”から派生した作品群の総称として名付けていたもの。今回このタイトルを付ける事によって、去年から始動したシリーズ制作に蓋をしたいと思っています。蓋をするといっても、飽きたからとか、手に負えなくなったというものではなく、自分の中で納得してしまった、説明の付いた完成されたものとなったので、これ以上やる必要がなくなったから。自分が以前やっていたコンセプトアルバムの様な感じで、“Utopian Dystopia”というタイトルでパッケージ化したいと考えたため。


 今回展示する作品群の制作は、今年の3月で終了している。それ以降、全く別のものに取り組んでいる。それらは“Utopian Dystopia”とは連続性のない独立したものとして捉えたい、捉えてもらいたい。“Utopian Dystopia”は今現在世界に必要とされている視点・思考であり、たとえ規模は小さくとも提示・提唱されなければならないものだと考えている。また、次に進むための第1期終了のモニュメントとして確立したい。そういった個人的な感情や事情が今回の個展には内包されています。


 以上の個人的な意味合いもさる事ながら、今回の個展にはオープニングパーティなるものが行われます。何をどうするのかはまだ決まっていません。後日改めてご報告致します。


 別件ですが、今月の下旬にグループ展に参加します。これについてはまた後日書きます。あと来年の1月にCOMIC CITY福岡に出展します。1年振りです。では。