現在、色々なものを製作しながら、色々な場所に発信しているわけですが。今現在フォトコラージュというものを製作の中心にしているわけでして、これからもそれが主軸になっていくのはまぁ間違いないとして、それ以前は楽曲製作とコンセプトアルバムの製作が主だったわけでして。製作が曲作りからフォトコラージュに移行した事により、一時止まっていた楽曲製作が数ヶ月前から再稼動し始めていました。


 今回製作しているアルバムは、2年ほど前から構想はあったものの、そのアイデア以上にフォトコラージュでの製作に魅力を感じていたために、一旦はボツになっていたもの。そもそも『PANDEMONIUM PANDEMIC』『Scissorcuts Reunion』という2つの塊によって、ある程度の言いたい事をいってしまい、その先主張すべきテーマがなくなってしまっていた。


 フォトコラージュに移行してからはそうしたテーマや主張はしないようにしていた。パッと見た時の破壊力を大事にしたかった。しかしそれがあまり長続きせず、いつしか大きな流れを伴ったシリーズ作を製作していた。『Ugly Face』『Physical Bubble』がそうだ。そのテーマで作っていた作品群も今年の3月で一旦の幕を閉じた。楽曲製作においても、フォトコラージュにおいても、ちょうど主張すべき意思を出し終えた。次にやる事は、テーマなどを無視してそれぞれが持ちうる役割を重視した表現方法を行う事。フォトコラージュは当初やろうと思っていた第一印象の破壊力。時間を必要としないインパクト。楽曲では、アルバム全体を通してのドラマやカタルシス。それを同時に行う。つまりインスタレーション。今までは鑑賞者に色々と考えて欲しかった。でも今はその逆。何も考えられない、ぐうの音も出ないものを作りたい。今なら出来る気がする。今やらなければならない。その次にやる事も決まっているからね。



 とまぁ前置きが長くなりましたが、本題に入ると、その楽曲のうちの1曲をアップしました。この曲は楽曲製作を止める前に作った曲で、作った後もずっと自分の中で拡大し続けていた曲で、今回のアルバムのキービジュアル的な位置にある曲です。前回作った時はかなりゆるい感じの曲だったのですが、新たに一から録り直すと3分が7分になり、かなりトゲトゲしたものになってしまいました。


Collapse the Evil way
http://soundcloud.com/glow-defective-soldier/collapse-the-evil-way


 人に見せない・言わない事を水面下で色々進めているので、メインの楽曲製作があまり進んでいない状況。ケツに火をつけるという意味を込めて今回のアップに踏み切りました。これは一つの決意表明。