機械達が去り、モーフィアスが「待ち続けた瞬間…」と言った。


 1ヶ月程、私は今日、この封書を受け取る事を待ち続けていた。そしてもう2ヶ月切っているその先の事の為に頭を使い、行動しなければならない。充分な時間が欲しいと思う反面、早くその時が来て欲しいという焦燥感。時は来たと誰かが宣誓してくれるだろうか。私の事で、誰かに。私は私自身で叫ばなければならない。この土から這い上がり、それを大地として踏みしめ、降り注ぐ陽光を身体一杯に浴びるのだ。


 そしてお前達も...。