【再定義】
 ロックとは何か。岩である。鉱石ではない。ここから言い出すと終わらないので割愛。去年あたりだったかロックという音楽ジャンルが他のジャンルと異なり、且つ優位性として見出せるものは何かと考えた時に導き出された答えは他ジャンルの吸収、及びジャンル同士の結び付けであると。そこから今日の朝にふとぽろぽろと出てきた案とを練り合わせて出来た今現在ほやほやのワタシの中でのロックの定義は、ロックとは脂である。粘着性と接着性を帯びた脂である。それは他ジャンルを吸収するだけでなく、他ジャンル同士を結びつけるだけでなく、そこに引火性、爆発力を同時に帯びさせるという優位性こそがロックの本質なのではないかと。そこで起こるケミストリーが最大限効果を発揮した時、それはプログレッシブであり、エモーショナルであり、ハードコアであり、サイケデリックであり。それならばそもそもミクスチャーなどという言葉すら必要ない。より新しい音を求めて既存の音楽の先を行こうとするならばそこにパンクの意志は存在する。音そのものへの快楽を追求するならばオルタナティブでもある。せめぎ合う音の混濁は時としてノイズである。しかしその音を誰かと共有した瞬間それはポップであり、心躍れば身体も踊りダンスミュージックである。ギター・ベース・ドラムの基本形態すら捨てていい。踊らせたもん勝ちである。踊ったもん勝ちである。ジャンルレス・ボーダーレス。しかしいやもう野暮でしょうがない。わざわざ書くことでもない。言う事でもない。言うまでもない。


この定義に最も即した曲を挙げるとしたらこれ。


これを朝聴いていてぶわっと出てきたという次第です。秋の装いを一層加速させるアルバムの中の一曲。



明日から福岡パルコで天神ラボが始まりますね。オープニングパーティに行こうと思います。パルコ1Fの西鉄側の入り口付近にあるものが置いてあるはずです。それをとりあえず見てもらいましょうか。


http://fukuoka.parco.jp/s/tenjinlabo/
https://www.facebook.com/events/316682471834245/



 作品集『TERRARIUM CIRCUS Land scape』正式刊行いたしました。一端の節目です。しかしこれからです。まだまだ未開拓なものは多く、拓く義務があるのです。人である以上。社会に属する以上。人が動けば景色が変わり、可能性は可動性を帯びて肥大していく。遺すべきものはまだまだ沢山あります。


https://glowdefectivesoldier.stores.jp/



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Kosuke Jodai Photo collage ARTWORKS

TERRARIUM CIRCUS Land scape


収録作品:
Racists
Scissorcuts Reunion, Pilgrimage duty
Arrogation, Psycho gravity
Obedient Aesthetics
Re:Genesis
Sample collection, (So-called) Man of integrity
Mandara [Sufferings caricature]
Oxylvet Emulyblue, Vobiro Vilronigal
Myste Sartallia, Cilltet Beenuez
Albino Morning Dream
Imagible Quantadass, Cocomogrof Guerdyvllan
Atrekiiz Sadonwarpho. Dubunjerunta Beffelent
Xaxarala Haprataquit, Quertezinem Horstllobross


グラフィックデザイナー城台 宏典による初の作品集。自身で撮影した写真のみを使用したフォトコラージュ作品。2010年から14年までに発表された中から選りすぐりの作品を収録。

サイズ:A4(21cm x 29.7cm)。
表紙はホログラム加工された豪華仕様。
2ページに渡る作者によるセルフライナーノーツ掲載。
購入者には特典としてポストカードが付属します(数量限定・無くなり次第終了)

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