アートマーケット終了

 6月5日、アミュプラザ鹿児島にて、人生初の展示を行いましたとさ。


 何から書いていいやら分かりませんが、とりあえず思いついた順に列挙していきます。


 見るだけなら数百人の人の目に入ってくれたと思います。用意した限定ポストカードも250枚しっかり捌けてくれました。色々な人が様々な感想を伝えてくれました。やはり、一人が言って欲しい全ての感想を言ってはくれません。だけれども、多くの人の感想や批評を受け、概ね自分言って欲しい言葉をもらいました。そして、自分が思いもしなかったような言葉まで掛けてもらい、大変嬉しく思っております。それは「色」であったり、「顔」であったり、「ペンギン」であったり、その絵の「状況」であったり。食い入るように見てくれた人、何度か足を運んでくれた人、まさかのTwitter経由でフォローしていた人の登場などありました。インタビューも受け、それをしっかり聞いてくれた。そうそう、サインを頼まれました。書いたことも無く、書くとも想定していなかったので、多少あたふたしました。お客さんの一人に、「感無量」という言葉を頂きました。全てが終わった今、そんな言葉を掛けてもらった自分が感無量であります。


 今回が初のアートマーケットであり、初の展示でもあった訳ですが、先に書いた様々な人の感想もそうですが、直接的に3つのものを得ました。1つは完全人脈0の自分が、人と繋がりを持てたということ。M-103さんに話しかけられ、この人がいなかったら打ち上げで孤立して死にたくなっていただろうと、今になって思う。そして「棚ぼた&芋づる」で、アトリエ縄文じいさんと宮内 裕賀さんとも知り合えたし、一昨日の自分からは考えられない様な事が起こってました。
 2つ目は、お客さんの中で、私の未熟で矮小な絵をもらってくれた人がいたこと。Historic spot(A44枚つづり)とEpicenter(2L判)を引き取ってもらいました。お菓子&お手紙までもらってしまい、返って申し訳なかったなぁという思いでした。Historic spotは完成後に大幅な修正を施していたので、やっておいて良かったなぁとも思ったり。
 3つ目。これはまさかの展開。暇を見つけて館内をうろつき、他の出展者のブースを見に行ったりしていて、レベルの高さに圧倒され、ほぼ眼中になかったのですが、同時に行われていたコンテストで、審査員 会田誠賞を受賞してしまうこととなりました。初の出展で初の展示。展示レイアウトも見よう見真似で何となくだったので、これはビックリものでした。もっと凄い人達はゴロゴロいた筈なのですが。しかしこんなにありがたいことはない。スタッフさん達にも称えられ、自分のしてきた事が認められて、これからも続けていいんだ、と非常に嬉しく思っております。本当にやって良かったと思えたし、これからもやっていきたいという気持ちは大きくなった。今まで人の評価を恐れていたし、なにより前に出て拒否されたときの虚無感が恐ろしくて表には出ずにいた日々がもったいなかったなぁとも感じながら、それでも今回のことで、それが報われたように思います。


 今回、イベントに関わった全ての方、お疲れ様でした。そして本当にありがとうございました。勝手ながら来年も出没予定です。