MJ展@博多マルイありがとうございました!!そして...
昨日をもちまして、博多マルイにて開催しておりましたMJ展が終了しました。ありがとうございました。
昨日をもちまして、博多マルイにて開催しておりましたMJ展終了しました。
— マイウェイ・クリエイター城台 宏典 / グラフィックデザイナー (@gds_kj_ud) 2019年5月7日
ありがとうございました🙌
会場は跡形もなくなってます( ;∀;)
しかしッ‼️
6月20〜25日は福岡アジア美術館にて特大MJ展として帰ってきます。
乞うご期待🔥#福岡 #博多 #博多マルイ #MJ展 #福岡アジア美術館 pic.twitter.com/jzRYXnTP4o
MJ展は2014年より毎年開催されており、回を重ねる毎に規模を拡大させていきました。それもこれも主催の宇助氏によるマイケル・ジャクソン愛の賜物であり、しかもそれを起点にして周りの作家を巻き込んでいくグイグイ感によって今日がある。
多くの作家が欲しくてしょうがない能力を発揮しながらMJ展を大きくしてきた。
すべてを知るわけではないが、宇助氏は生まれながらそんな能力を身につけていたわけではない。このMJ展が動き出すまでに長い潜伏期間があったそう。本人曰く、絵が全然描けなくて長く苦しんだ日々を抜けてきたそうだ。
宇助氏のマイケル・ジャクソン。タイトルは「Soul 2」です。
今までは絵が描けなかったってどういう事だよ、とよく分からなかったけど、最近なんとなくそれを感じ取れるようになった。
城台がグラフィックデザイナーとして死んでいた際、変わらず声をかけ続けてくれた人が数人いました。宇助氏もその一人でした。LINEでMJ展の詳細を送り続けてくれていました。末期の城台はそれを見て見ぬ振りをしていました。本当にクソ野郎です。
昨年だったか、佐世保美術館でMJ展が開催され、それが夕方の情報番組で数分流れました。そのテレビ画面を撮影した動画が送られてきて、それを見た城台は嬉しい反面、オレはここで何をやっているんだと一人悔やんでいました。その反面の部分が強過ぎて、素直に賛辞を送ることが出来ませんでした。本当にクソ野郎です。
今年の年明けに発表された今回の博多マルイのMJ展ですが、城台はここには関わらないつもりでした。元々今回の催事は回顧展的な意味合いが強かったので、2019年本チャンは6月に福岡アジア美術館でMJ展が開催されるというので、活動を再開させた暁にもう一度MJ展の出展を決めたので、そこからだと思っていました。
まぁそうは言っても、顔は出しに行きますよね。「出まーす」とLINEでは言っても、実際に顔を合わせていなかったので。
実は去年の6月に宇助氏の個展に久方振りに行っていて、そのときにMahoramatic Non-fictionを渡していました。その続きも渡したかったというのもあったり。
その時にさらっと言われました。
「ライブペイントしていいよ」
(´⊙ω⊙`)
出展を決めながら、何を作るか全く考えていない状況でした。「マイケル・ジャクソンを表現する」というコンセプトに対応出来るかはまだ未知数だった。そこからどうしようか考えました。そこで考え付いたのが、
ライブペイント終わったら下のルイ・ヴィトンの前で写真撮ろう。
この1アイデアだけでライブペイントをする事が決定しました。まだ「ルイ・ヴィトンとコラボする」を人生の最終目標にすると宣言する前でした。もちろん、それをするとは口にはせずにライブペイントをする事を決定させました。
そこからどうやってマイケル・ジャクソンと絡めようか、MJ展でライブペイントをする意味と意義が合致するものを考え出しました。
こらからはトライ&エラーの鬼と化そうと決めていたので、ここで出さなきゃいけなかったし、一番自分が強みとして持っているTotal Comcept Plannerとして名折れだろうが、といった面持ちで高速で最高のアイデアを叩き出す必要に迫られる状況下に自分を持っていきました。
その結果がこちらです。
詳しい内容は前回ブログ記事をお読みください。
glowdefectivesoldier.hatenablog.com
絵描きの皆様がマイケル・ジャクソン自体を表現する中、唯一マイケル・ジャクソン自身に辿り着こうとした城台でありました。
重要なのは意味付けである。そこに立つ事、それをやる意図。それは理由の説明でしかないけれど、誰かに何かを伝えるコミュニケーションのための準備。とっさの疑問に応えある作家としての義務。ただただそれに応えられるように、やりたい事とやるべき事をしっかり両立させる。
この二つを両立出来ていれば、何が起きても怖くない。
前回のブログでは語らなかったが、ライブペイント前日にマトリックス・レボリューションズを観ていたので、この思いは間違いないと自分に深く刻み込めた。
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やりたい事とやるべき事の両立。運命に抗い、宿命に従い進む事。それが自分の中にストンと落ちた。本当にいい映画だ。
「人類の目的は死ぬ事だ」とスミスに言われて、静かにキレるネオの姿があまりにも尊い。
マトリックス レボリューションズ(The Matrix Revolutions) - 日本語字幕
とまぁ簡単に言えば、人事を尽くして天命を待つなんですが、長々と説明をさせて頂きました。
活動再開しましたと言っても、こういった事をしている以上、露出してナンボなんです。そして露出するだけではまるで意味がなくて、さらに言えば露出していない時間に何をしていようと誰にも届きもしなければ、誰の心にも刺さらない。
どれだけSNSが云々言われても、あくまで方法が編み出されただけで、あくまで拡散装置でしかない。可能性は無限大だけれども、その導線をいかに敷くか、ハッシュタグがプラットフォームになっているか。
もっとわかりやすく言うと、「この指とまれ」でみんなが一斉に動き出すかどうか。
外に、直にある待ち合わせ場所や発信基地やコミュニケーションツールを編み出さなければならない。
タピオカや痴漢冤罪、不登校Youtuberが今そうした機能を持っている。
常に負けっぱなしなんだよ。外に出ないとカウントされない。しかしカウントされた数ばかり追っても何も得られない。格ゲーのボタン同時押しでゲージを溜めて超必殺技が出せるイージーモードと現実世界は違う。
技出した分だけゲージが溜まっていくんだよ。そして溜まったゲージで超必殺技撃って当たらなかったらノーダメージなんだよ。
11月にクラウドファンディングをしますって言ってから、CD全国流通で20万円って出だしでさ、でも20万円なんてもうそれぐらい軽く使っちゃってるわけよ。
ボタン同時押しでゲージ(お金)貯めてりゃ余裕で出来るわけよ。でもそうしないのよ。
なんでだと思う?
過去にそれやって全然売れなかったからだよ。
もうあの絶望を繰り返したくはない。需要を作ってからじゃないと誰にも届かないのよ。ライブで演奏してるわけでもないのに、どんな曲が入ってるかも分からない中身謎のCDだよ。それを有料にして誰が買うんだよ。少なくともオレは買わないよ。
無料配布でやるに決まってるだろ。Youtubeに全部アップしてます、なんて言ったって誰がそれでホイホイ聴いてくれるんだよ。曲は全部入ってる。聴くのはタダだ。でもほぼ静止画だぞ。今Youtubeにどんだけ優良なコンテンツが溢れてると思ってんだ。
Mahoramatic Non-fiction【CD無料配布実施中】&【FREE DOWNLOAD】
そんな曲をEP単位で羅列しただけのものに、誰が真剣に耳を傾けてくれると思ってんだ。ただの確認作業用だぞ。コンビニの立ち読みと変わんねぇよ。真剣に耳を傾けてくれる人がいたとしたら、作者だけどこう思うよ。
暇かッ!!
でもそれでいいんだよ。
タピオカや痴漢冤罪、不登校Youtuberにはたいして興味を示さない城台でも、そうしたコンテンツを差し置いて自分に興味を持ってくれる人がいたとしたら、おいおいマジかよって思うよ。でも同時にこうも思う。
最高だよ!!
ちょっとでも城台の熱量を感じてくれて、CD無料配布を注文しようかな〜と思ってくれたり、なんかイベント出てるみたいだから行ってみようかな〜とか思ってくれたら最高なんですよ。
glowdefectivesoldier.stores.jp
ライブペイント出演の際は無料配布CDに限定ポストカードを付けてます。なんでかって、意味わからないでしょう。
なんかネリネリしてる男の足元に無料配布CDって意味わからないでしょう。
百歩譲ってライブペイントで作ったあれがジャケットに起用されているのなら、まぁわかる。
全然テイスト違うじゃねぇか!!
でも城台が人前に出れるときってライブペイントが主なんです。活動再開して、人前に出れる機会を与えて頂いてますが、その大部分がライブペイントです。城台の需要はここにあるようです。
しかし城台が今まさにすべきだと心から信じているのは、アルバムの制作です。
限定ポストカードはお客さんの違和感を払拭するために編み出した手段の一つです。
今回、無料配布CD💿は限定ポストカード付き25部含む45枚置いてましたが全て旅立って行きました。゚(゚´ω`゚)゚。
— マイウェイ・クリエイター城台 宏典 / グラフィックデザイナー (@gds_kj_ud) 2019年5月6日
いつもカバンに忍ばせている分を置いてます‼️#福岡 #博多 #博多マルイ #MJ展 pic.twitter.com/aivUQ21ab9
自分自身の生きていく道を言葉にする。現在リリースしているEPのタイトルは、今後グラフィックデザイナーとして起業した際の企業理念になります。
それをCDとして全国流通させる。それは無所属の人間でもここまでやれるという事の証明と、CDが売れなくなってきている、レコードの価値が見直されているとはいってもまだまだ微々たるものだ。
これはミュージシャンやリスナーだけの問題じゃない。グラフィックデザイナーにとっても死活問題だ。
城台がグラフィックデザイナーとしてやっていきたい最大のモチベーションはジャケット制作にある。
音楽が配信だけで済んでしまうと、表紙1枚だけで終わってしまう。そんなんあかんやろうが。グラフィックデザイナーとして、そこは絶やしたくないんだよ。まだ正式に仕事としてやった事ないんだよ。なにその前に廃れようとしてんの?
残したい文化がそこにはある!!
これは一つの意思表示だ。
元々自分がコンポーザーとしての顔を持っており、さらにそれが中途半端なまま、何者にもなれないままだった事への清算も兼ねている。
これについてはまだまだ長くなるので続きは今月の「砂金」にて。
やりたい事とやるべき事の両立。運命に抗い、宿命に従い進む。
長々と取り留めもなく書きました。
次回の城台の予定ですが、なんと6月8・9日、福岡の天神大丸前のパサージュ広場にてライブペイントです。
1ヶ月後です。その間何もありません。博多マルイのMJ展から1ヶ月何もないんです。そりゃあMJ展に力も入れますわ。入れざるを得ない。たった一回しかないんだから、やれる事はやるでしょうよ。あそこで何も出来なかったら、城台に明日はなかったんです。
自分のペースでゆっくりやればいいよと言われたって、そうはいかない。
城台の状況をお伝えします。4月をもって日勤・夜勤ともに契約切れとなり、一瞬完全無職になっていました。5月2日のライブペイント中は実質無職でした。
次の日から別の職場で働き始めました。食いつないでいくのがやっとの状態です。
自分のペースでゆっくりやっていたら、確実に終わってしまう。これは断言できます。以前ブログに書きましたが、「好きな事して生きていけるわけないよ」に対して、城台の見解は「みんなと一緒の事をして生きていけないんだ」でした。本当に社会人として人間として終わってます。つくづく感じます。
それでもたった一つ、軸にして進んでいけるものがある。それには確信がある。それと同時に、それしかないから、それを盲信でもしないと沈んでしまう。
今やれる事はやっていかないと、ロウソクの火は消えてしまいます。
話しを戻します。天神大丸前のパサージュ広場にてライブペイント。そこには何があるかご存知でしょうか。
はい。
ルイ・ヴィトン福岡大丸店です!!
城台が福岡市内のルイ・ヴィトンの中で随一の店舗デザインに圧倒されたあの場所の目の前です。
物理的な距離はすぐ側まで来ました。
この事に関しては実質なんの意味もありません。勝手に本人が盛り上がっているだけです。でもこれでいいんです。
目の前とか距離といった項目は早々に終わらせてぶん投げちゃっていいんです。こんなミーハーな思いはチャチャっと終わらせましょう。
重要なのは価値です。ブランド力を培い、対等かもしくは別の分野で途轍もない影響力を持つ事。そうなる必要があります。この思考に早々に辿り着けた事が何より大事です。
大それた事を言ってやっていくのが、城台の人生のただ一つ唯一の生存本能です。
ちなみにこのオファーを頂いたのが4月13日です。城台のアパートの電気が落ちる2時間ぐらい前でした。
めちゃくちゃワクワクしてた時に、電気が落ちました。
MJ展では電気やwifiに随分と助けて頂きました。
2つの仕事を失い、現在食品加工工場で働いています。ベルトコンベアーの前にいます。
これまで関わってくれた人、これから残していきたいもの。全て自分が何者かになった時に初めてブチ上げる事ができます。
ド底辺からの最高痛快な下克上物語にする以外、道ありませんよね。
追伸:
連続リリースEP最終作のBugfarewelltic Sun-Risesの2曲目「Isyir」が完成しました。最高の出来になりました。残りは最終曲「Laur」を残すのみとなりました。とうとうここまで来ました。