ライブペインター城台復活と、活動内容伝達の問題点列挙
「Transform 4th anniversary IMAZIN vol.8」無事終了しました。お越しくださいました皆様、出演者・関係者の皆様、ありがとうございました。
インスタライブやtwitterで生配信をやってみました。
— 城台 宏典 [Kosuke Jodai] / Glow Defective Soldier代表 (@gds_kj_ud) 2019年1月13日
ライブペインター城台が復活した事によって生まれた作品がこちらです。
さて説明に入ります。
まずお詫びしなければならないのは、全体の写真がありません。接写しか携帯に残っていないという結果に先ほど落胆しました。
さらにライブペインターとして蘇生した「ライブペインター城台2.0」自身の写真もありません。
説明に入ります。
まずこの着地点にしようとしたきっかけが、ダイソーを練り歩いている時に「下敷き」に目が行き、これに薄っすら色をつけて下から照らしたら、ステンドグラス的で超綺麗なんじゃないかという発想からです。で、おもちゃのコーナーで色々とフィギュアが置いてあって、純粋に可愛かったんですね。これが100円かよと。
ジオラマ作ろ。
ぽっと出たアイデアで、それでいきたくなったんですね。このブログを読んで頂いている方にはご理解いただけるかとは思いますが、ライブペインターとして下ごしらえをしていくよりも、そういった技量的なことではなく、ライブペインターとして出て行くことの意味を掘り下げていく。昨年11月にこの案が出てこの1アイデアだけで勝負を挑もうとしていました。
ちなみに使用している葉っぱはドラムロゴスの前にある公園(交番がある)で採取してきました。メタルギアソリッドよろしく現地調達です。真冬の夜の公園は寒いですね。コンクリートの上を裸足で歩くのも厳しいものがありました。
思えば昔はガンプラを作るよりもガンプラのジオラマを見るのが好きだったし、プラレールは持ってなかったけど、おもちゃ売り場のデカイせっおはなんかいいなと思っていました。
あとお城のプラモ好きでしたね。さらに言えば鯉がいる池や、ししおどしやテラリウムといった「箱庭」全般好きなんですね。まぁ個人的には整合性が取れていたという事で。
問題はそれを見た人との整合性が取れていなかったという事。これまでのブログ記事にあるように、アートの概念に取り込まれるよりも、アートという概念を活用して生きる事に重要性があると思っていて、アートと共存するためには、アートに関心の乏しい人達にアートを浸透させていくには、
「アートの価値を下げることなく、アートの敷居を徹底的に落とす」
Tictokしかり、現代ネットでバズるものは「私でも出来る!?」と思わせるもの、さらにそれが「#ハッシュタグ」で 待ち合わせ場所が出来上がっていること(USAやいいなり選手権などなど)。
特別な技能や思考回路によってアートは形作られる「特殊性」という思い込みのタガを外すことが必要だと考えています。
がしかし、今回IMAZINというライブペイントイベントに初めて参加して感じた事ですが、このイベントはvol.8。今回で8回目でした。イベント自体や来るお客さんは既にアートに興味を示している。
つまり今回城台が自己実現の他に影響を与えたい方向性は完全に的外れだったと。既にイベントは回を重ねる事で、しっかりとアーティストがアートを手段としてコミュニケーションを取る地盤は出来上がっていたのだ。
oh...
城台の活動は、成功も失敗も全てシェアすると明言してあるのでここに記しておきます。
ただ、12人のライブペインターが一同にもの作りに励む場において変化球を投げるのは間違っていないと感じました。あとジオラマという方向性はいいな、とも感じています。
今回の問題点はさらに、先に明言していたのですが、イベントの最初から最後までいれないお客さんのために、
「ライブペイントの始まりと終わりを簡潔に見てもらうように、簡略化したものを数セット行う」
を完遂できませんでした。材料が乏しく、イベント開始2時間で全工程を終わらせてしまうという事態になってしまいました。なのでイベントの半分以上は謎のオブジェがポツンと置かれている状態で、お客さん的には完全にポカンな状態であったであろう事は容易に想像がつきます。
とか何とか言ってネガティブな事ばかり書くのもよくないので、これから先の戦術について幾つか書いておきます。
・決定的なキャッチフレーズがいる
グラフィックデザイナーを名乗っている。なぜライブペイントをしているのか。ここにあるCDは何だ。お前は何なんだ。
バラバラのマテリアルを一つに集約させるためには横のつながりを説明すると長くなります。目標や夢という未来を一言で表す。
無音の空間で時間を5~10分与えてもらえればある程度の説明は出来ます。しかし爆音の中、視界も暗く、人の出入りも激しい場所。人が多く集まる点においては利点があっても、そのなかで的確に想いを伝える事は非常に難しい。
日々ブログでクソみたいに文章を書き連ねていますが、いざとなると最初の一言がマジで見つからない。一事が万事、物事が複雑に連鎖しまくっているおかげで、これを説明するにはあれの説明が、というようにがんじがらめになっています。
本当に時間があって使える文字数が無限ならば説明できます。しかし時間と文字数が有限ならば、このプロジェクト全体をどう伝えていくべきか。単純に未来しかないなと思いました。
・QRコードを貼ろう
自分のスペースのどこかに分かりやすくQRコードを貼っておこう。そこにサイトのリンク、もしくは自分の活動、目指すべき未来を端的に書き記したブログ記事に飛べるようにしておく。
有料のイベントに来てもやっぱり、その空間にいてもみんな常にSNSなんかで外の情報を受け取ろうとしている。スマホに目を通す時間はあるのだ。せっかくだから出展者の詳細な活動内容が瞬時に受け取れるのであれば、それに目を通してくれる可能性は大だ。
2019年、城台に絶対に必要なものは「同志100人」です。
無料配布CDはその最初の一歩としていましたが、人が一歩足を前に進めるのは大変な事だと改めて痛感したものです。こちらとしては「お試し」の感覚で手に取ってもらうのは大歓迎なのですが、受け取る側はそうではなかった。しっかり受け取る上での責任を持ってくれていた。
受け取ったからには、何かしらの明確な見返りを双方で見出そうとしてくれていました。
0を1に変える、0を1へと進める導線をしっかり作り込まなければならない。ライブペイントしてる横で、パネルにコンセプトを書き連ねたものを置いていても、読みにくいのでどうせ誰も読まない。読んでくれる人がいたとしても不親切極まりない。
なので暗い場所でライトを当てた読みにくいパネルではなくて、QRコードを貼って文字盤が光るスマホで読んでもらう。座って。
こうして何度もアップデートを繰り返していきます。
次回の出展が決まっています。
ここではまた違う方法で挑まなければならないでしょう。人がどんどん流れていく。そこをどう掴むか。
次回のイベント出展は【COMIC CITY福岡48】です。
— 城台 宏典 [Kosuke Jodai] / Glow Defective Soldier代表 (@gds_kj_ud) 2019年1月14日
場所は福岡ヤフオク!ドームです。
サークル名はGlow Defective Soldierで【I 20 a】です。#comiccity福岡48 #CC福岡48 pic.twitter.com/DKogJGvFsy
「CD無料配布とEP連続リリースによる今後の展望」Glow Defective Soldier 城台 宏典インタビュー
CD無料配布ページ
https://glowdefectivesoldier.stores.jp
ではでは。
ε(*´・∀・`)з゙βуёβуё”ε(´・∀・`*)з