「第20回ナマ・イキVOICEアートマーケット」終了しました。お越しくださいました皆様、スタッフの皆様、出展者の皆様ありがとうございました。



当日はやはりただ立っているだけではどうにもこうにもだったので簡易パフォーマンスを行いました。上半身裸でシーフードヌードルのキングサイズを食べてそのままA4用紙にクソポエムを殴り書きするというもので、字は汚かったのですが読んでみて部分的に掴めそうな感じがあったので文字おこししてみました。ちなみに城台さんは諸事情により、先日のMount10周年パーティから1週間ほどモヒカンでした。現場の様子は皆様の自由な夢想に委ねます。


以下、当日羅列した文↓↓↓

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人類皆天使故に転送されては同じ円を環を繰り返し繰り返し廻り廻り、当の本人の前で、当の本人だけが手負いの振りをして本番の政にあと一歩及ばない。その理由は説明されど言い訳以外の何ものでもない。終えた最終段落の句読点に目を凝らす。天神様の云う通り・ゲゲゲのアブラムシ。軒下の猫に喰らい付く鼠どもの執念こそ我々が欲した生存本能に他ならない。されどもされども息吹は凍て付く大地の氷点下を指し示す。胸中を察する賢者の思慮深さたるや、百礼を行ったとて釣りあうものに非ず。「大概にしろ」と言葉を濁し、利用時間外で尚も言葉は交わされる。沈殿した砂の中の汚物を掬い取る仕事をある少女に依頼した。誰もが含み笑いを禁じ得ない状況に失禁を禁じ得ない莫迦者の臭気に場の空気が一変した。


テクノマイスターがもう一度だけ言う。軒下の猫に喰らい付く鼠どもの執念こそ我々が欲した生存本能に他ならない。勇気を振り絞って出した声は裏返り聞く者の心を逆撫でする。途方に暮れている彼の傍には誰もおらず、気の利いた波の音もそう遠くはない。未来の話しをしよう。過去は文章化されていないだけで語り尽くされた後のゴミ同然。過去に囚われる。美しい思ひ出も、疚しい出来事も共に既に存在せず未来からやってくる事はない。「さらば」と前だけを向いて後ろに囁く。未来は存在する。がしかし未だ生まれてはいない。我々には現在しか存在せず、またそれは過去となって消えていく。時は目安でしかなく幻想に限りなく近い存在。動かないものには衰退を。進むものには繁栄を。


選り取り見取りタイヨーサンキュー100円200円300円均一。デボラの触手。未来の日の出。鶴の恩返し。上昇気流で叩き付けられる凝固した雲に割れ目を生む。それは破壊か創造か。切り札に隠れ潜んだジョーカーに足元を掬われる。地雷に足を奪われて焼け焦げる少女に沈殿した砂の中の汚物を掬い取る仕事を依頼した。誰もが失禁を禁じ得ない状況に含み笑いを禁じ得ない莫迦者の臭気に場の空気が一変した。指折り数えて君を待つ。日々は君へと確実に近付くための砂時計。利口なサイに耳打ちして利用する人類はすべからく皆天使故にどうしようもない。彼等を天使のままにしておくのであれば天使の定義をとことん邪悪にすべきなのだ。いやそれでは希望はない。我々は人類。人類は皆天使。そうなるよう努めるべきなのだ。

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 当日は灰が降っておりました。今は福岡にいますが18まで鹿児島に住んでいた時は灰が降っても何も感じていなかったのですが、ここにきて初めて「これが降灰か」と思う次第でした。